『お笑い王』優勝マルセイユ「スケジュール空いてます!」とアピール
テレ東『にちようチャップリン』9週連続ネタバトル企画『お笑い王決定戦 2017』でよしもと所属のマルセイユが優勝した
24日、『にちようチャップリン』(テレビ東京系)の9週連続ネタバトル企画『お笑い王決定戦 2017』のグランドチャンピオン大会が放送され、マルセイユ(よしもとクリエイティブエージェンシー所属)が優勝した。
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■初代お笑い王が決定
今年10月から始まった「お笑い王決定戦」は、毎週異なる6組が登場し、観客と出演者の審査で各週チャンピオンを決定。
1~7週目までに決定した週チャンピオン7組と、8週目で放送した敗者復活戦を勝ち上がった1組の計8組でグランドチャンピオン大会が開催され、7週目チャンピオンのマルセイユが優勝した。
マルセイユはボケ担当・別府貴之(34)とツッコミ担当・津田康平(28)の結成5年目のコンビ。
主に関西を拠点に活動し、別府のキレのある動きから繰り出されるボケを中心とし、速い掛け合いの漫才を得意としている。
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■「獲れなかったら辞めるつもりだった」
優勝して涙ぐんでいたことについて、津田が聞かれると…
また、ネタの手応えについては…
別府:「力まずやらないと」と自分の中で思っていました。シミュレーションはできていたので。「ここでウケるかな、ここで拍手くるかな」と。
津田:結構、改良に改良を重ねて「こういう感じちゃうかな?」と。大阪での劇場出番で事前にネタかけさせていただいたり、先輩に動画見ていただいたりして、アドバイスももらって。ネタには自信あったのですが、あとはハマるかハマらんかやな、という感じでした。
別府:先輩にも感謝です。
津田:お前はなんもしてないやろ!(笑)俺が全部先輩に相談してたやん。
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■若年層に人気が出そう
マルセイユの印象について、元芸人のライターに話を聞いた。
「テンポの良い漫才に、奇をてらっていないわかりやすいボケやイキった感じは、安心して見られます。
ボケ担当・別府のいい感じのブサイクさが、ネタに合っていると思いました。系統ではNON STYLEに似ているかな。優勝をきっかけに、今後は若年層にとくに人気が出そうですね」
今後の仕事についてマルセイユは「スケジュール空いていますから、ぜひ呼んでいただきたいです!」とのこと。
以前から、「他局へ羽ばたく芸人を生み出したい」とプロデューサーが自虐的にコメントしていた『にちようチャップリン』だが、マルセイユが今後どんな活躍を見せてくれるのか、期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)