心肺停止から20秒は意識がある? 林先生の「心肺停止と脳のタイムラグ」解説が話題

『初耳学』で林先生が心肺停止と脳のタイムラグを解説

2017/12/25 06:30

林修

24日に放送された、TBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』では、「人間は死後、20秒間は意識がある」と林先生が解説し、話題になっている。



 

■死後も意識が…?

病院で人が死ぬときは医師が心肺停止と瞳孔を確認して死亡を宣告する。ところが、ニューヨーク大学が今年、「死亡宣告をされても20秒間は意識がある」という衝撃の論文を発表したという。

どうして心臓が止まっても意識はあるのか、林先生は…

「心臓が止まったら、即座に脳は死にますか? 脳には前に送られた酸素や栄養分がありますから、補給が足りなくなった時点で活動が低下する。


なので、心臓が止まって即座に脳が機能を停止するとは考えづらい。そこにはタイムラグがあってそれが20秒ぐらい」


と、解説した。

ニューヨーク大学のサム・パーニア医師は危篤状態から蘇生した患者63人を調査により、心肺停止後も意識があり周囲の会話や死亡宣告をはっきりと聞いていたことが確認されている。


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■下手なことは言えない

ネットでは「下手なことは言えない」などの声が目立っている。

https://twitter.com/utatane_joe/status/944931415891644417


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■遺言書を作った?

しらべぇ編集部では全国20~60代の男女1,400名を対象に、遺言書に関する調査を実施した。

自分の遺言書を作成したのは全体の9.1%。性別・年代別では、男女とも20代で割合が一番高く、女性は30代が続く。20、30代に多い離婚を機に遺言書を作る人がいると予測できる。

家族や親戚が死亡すると、遺産の相続が気になる人も多いだろう。そんなときに遺言書が残っているとすぐに話題になることもあるかもしれない。

しかし、死後すぐに話をすると聞こえている可能性があるので、お金の話は20秒以上待ってから始めたほうがよさそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1340名

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