時の流れが止まる癒しの空間! 高知の温泉カフェで思考停止になる
温泉でリラックスした後は、絶品ピザに舌鼓!
人の流れがいつもの倍速に感じる12月。「師走」という言葉に惑わされ、気持ちまでせわしない時期である。そんな中でもカフェで過ごすひとときは、忙しい日常に潤いを与え、気持ちを落ち着かせてくれる。
同じような効果を感じるものに「温泉」も該当するのではないだろうか。「カフェ」と「温泉」を同時に味わえたら、相乗効果は計り知れない。
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■高知ののどかな風景に佇む温泉カフェ
高知市街から東へ、車で40分ほど。香美市を流れる物部川中流のダム湖沿いに佇む『温泉café 湖畔遊』。名前の通りカフェと温泉が共存する施設だ。
都会の喧騒から離れたのどかなロケーションは、ヨーロッパの田舎町の雰囲気。癒され始めている自分がいた。
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■四国で珍しいかけ流しのにごり湯
カフェと温泉、どちらを先か迷うところだが、まずおすすめは「温泉」から。
カフェの受付で入浴料を支払い、別棟にある温泉へ。浴室は男女別に分かれており、入ったのは、大きな岩に囲まれた、野趣溢れる空間。もうひとつの浴室は大理石風呂になっている。
お湯は、四国では珍しい淡い薄茶色のにごり湯で、加水なしの源泉100%かけ流しが嬉しいところだ。
泉質はナトリウム-塩化物泉。「熱の湯」とも言われる泉質は、湯上がり後もずっとポカポカが続く。
まろやかに鉄が香り、ツルツルすべすべのなめらかな肌触りが心地よく、お肌はしっとりすべすべの「美肌の湯」である。大きな窓から望む水辺の景色を眺めながらの湯浴みは、時間がゆっくり流れる感覚になる。
露天風呂は飲める地下水を利用した水風呂で、内湯と露天で温冷交互浴も楽しむことができる。