手づくり志向の時代にあえてコンピュータ制御で 佐渡産の酒米にもこだわる『天領盃』

蔵のある佐渡で育てられた酒米『越淡麗』100%にこだわる酒づくり。

2017/12/30 22:00


 

■佐渡産の越淡麗100%にこだわる

天領盃

新潟では、山田錦を母に五百万石を父とする酒米『越淡麗』が2005年に誕生した。

「私たちも、佐渡島内で酒造りをしていますので、佐渡産の越淡麗で醸したいと。今、弊社の越淡麗は100%佐渡産。一軒の農家さんに天領盃だけのために育ててもらったものです。


これぞ天領盃の越淡麗と多くの人が喜んでいただける佐渡らしさ、蔵らしさをこれからもこだわり、そして造り続けてまいります」


佐渡の中で最も高い名峰、金北山を背に頂き、その山の伏流水を仕込み水として醸された酒は、口当たりが柔らかく香りの高いスッキリとした味わい。越淡麗との相性も抜群だとか。

佐渡らしい佐渡の味をこれからも楽しませてくれるに違いない。 蔵元が自信を持って勧めるお酒を紹介しよう。


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①『天領盃 別撰』

天領盃

60%精米の特別本醸造。一言で言うと「晩酌向けの1本」とのこと。キリッとした味わいが特徴で、常温でもよし冷やしてもよし、燗にしてもさらによしと、どんな温度帯でも飲めるようなスタンダードなタイプ。

3年連続、燗酒コンテストで受賞。「オススメしているのは自分の体温と同じ温度にして飲んでもらいたい。体に負担をかけにくく、気持ちがホッとできるはずです」(柴田さん)

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②『天領盃 純米』
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