「めっちゃ自由」 未婚の男女が独身でよかったと思う瞬間とは
独身であることにメリットを感じている人は、女性のほうが多いのだ。
適齢期になれば誰もが結婚をする時代は過ぎ、独身を貫く男女が増えている。しらべぇ編集部では、全国20〜60代未婚者の男女627名を対象に調査を実施。
全体では62.5%もの人が「独身でよかったと思うときがある」と答え、独身生活を満喫していることが判明したのだ。
■女性は独身生活を満喫
性年代別で見ると、20代から50代まででは女性のほうが多い結果になっている。
結婚をすると制限が多くなるのは、女性との認識が今でも強いようだ。
「周囲の友達がどんどん結婚して、子育てなどの理由から会う機会が少なくなった。子供がいなくても、旦那さんの目もあるだろうし。その点、独身の私は自由だなと安心する」（30代・女性）
仕事を続けるのにも、独身のほうがいいとの意見も。
「結婚しても仕事を続ける女性が多くなったけど、私の働く会社ではほとんどの女性社員が結婚か出産をきっかけに退社している。仕事が好きだから続けたいので、やっぱり自由の効く独身でよかったと思う」（40代・女性）
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■男性の転職を阻む「嫁ストップ」
男性でも、独身を謳歌している人は多い。
「自分はスキルアップのために、1年ほど前に転職をした。同じような立場にいる元同僚は、奥さんが許してくれないから転職できないらしい」（20代・男性）
独身の人が増えても、周囲の目は冷たいとの声も。
「自由なのはいいけど、周囲の目が気になる。昔は『いい人いないの？』ってよく言われていた。でも最近はそんな話さえタブーと思われているのか、全く言われなくなったところがリアルすぎて…」（40代・男性）
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■独身であることでの唯一の不安
自分の時間を楽しんでいる未婚者にも、気がかりなことはある。
「ずっと独身でいいとは思ってはいるけど、老後は少し不安。自分のことがちゃんとできるうちはいいけど、もしできなくなったらどうなるか…」（40代・女性）
結婚をしたとしても、不安は消えるわけではないとの意見も。
「結婚していても、離婚したり相手に先立たれたりしたら老後は一人になる。先のことも大切だけど、今を楽しめているのなら、結婚の有無とか関係ないんじゃないかな」（30代・女性）
生き方が多様化した現在では、結婚が重荷になると考えている人も多い。自分らしく生きながら子育てができる環境を作ることが、一番の少子化対策になるのかも。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代未婚者の男女627名 （有効回答数)
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