コンビニ総菜は好き？ 少量いろいろ食べたい女子や年代高めも支持
パック総菜やホットスナック、レトルトなど…便利で手軽なコンビニ総菜
ランチや夕食に「もう一品」と思った時、何かと助かるコンビニ総菜。
最近ではパック詰めのほか、保存がきくレトルトタイプが増えたほか、野菜の多い煮物や汁もののバリエーションも豊富になり、人気が高まっている。
しらべぇ編集部では、全国の20～60代の男女1,349名を対象に「コンビニ総菜は好き」か、意識調査を実施した。
画像をもっと見る■年代高めもお気に入り
全体では「大好き」11.3%と「まあまあ好き」47.0％で「コンビニ総菜が好きな人」は6割に迫るの58.3％、「あまり好きではない」33.2％と「嫌い」8.5％で「好きではない人」は41.7％となった。
男女別では
「大好き」「まあまあ好き」を合わせた、「コンビニ総菜が好きな人」は男性60.8％に対し、女性は55.7％。いずれも半数を超えたが、男性のほうが5ポイントほど上回る。
また、「コンビニ総菜が好きな人」の性別・年代別データを見てみると、
最多は40代男性の68.9％。20代30代も6割を超え、きちんと手作りした総菜を好みそうな50代60代も半数前後と、かなり高めの割合となった。
冷凍食品や出来合いの総菜を好まない層もかつては多かったが、共働きが増えた環境の変化や、常備菜も単身者や夫婦二人といった少人数では、手間や材料などコスパの問題もあるせいか、幅広い年代で「買った総菜」に抵抗感が薄れているよう。
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■美味しいし、いろいろ楽しめる
実際に「コンビニ総菜が好き」という人に、話を聞いた。
「なるべく自炊して、バランスの良い食事を心掛けていますが、平日は時間もないし。メインのおかずだけならササっとできても、副菜にまではなかなか手が回りません。週末に常備菜を作るにしても、自分で作るものは、そんなに日保ちもしないし、煮物をちょっとだけ作るとか大変ですからね。
それに女性はやっぱり、いろんなものを少しずつ食べたい。そういう時に、コンビニ総菜は量もバリエーションも、ちょうどいいんです」（20代・女性）
「妻は料理が好きなので、あれこれと品数多く作ってくれますが、子供も独立して夫婦二人きりだと量の加減が大変みたいですね。
ある週末に妻が実家に帰っていて、適当に外食するつもりだったのですが、観るつもりだった録画があることを思い出して、ちょっとつまみを買おうとコンビニに行きました。普段はあまりチェックしない総菜売り場が、買うつもりで眺めるといろいろあって楽しくなり、ついつい買いすぎ…。
帰宅した妻も一緒につまんで『これくらいの味なら、いいかも』と、最近では上手く活用しているみたいです。下手に食材を余らせるより無駄がないし、気楽に一品多く楽しめるなら、コンビニ総菜もいいと思っています」（50代・男性）
健康志向の中で、多くの食材をバランスよく摂ることに目を向ける人が増えている。
忙しい中で食卓を彩り豊かにするために、コンビニ総菜はほどよい量と多くの人に好まれる味で、幅広い層に支持されているようだ。
（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20代～60代の男女1,349名（有効回答数）
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