ディープすぎる「ジャンプ愛」が止まらない『オー・マイ・ジャンプ!』

伊藤淳史、生駒里奈(乃木坂46)、馬場徹、柳俊太郎、斉木しげる、佐藤仁美、寺脇康文がコスプレで会見に登場

2018/01/12 09:00


 

■「ジャンプ愛」が止まらない

「オープニングだけで、今のところ8話まで、まだこの格好していません! スーツだけです」と言って報道陣を笑わせた伊藤。主演なのに「まだ誰も、僕にストーリーを教えてくれなくて…」と、展開の読めなさをちょっぴりボヤくシーンも。

『週刊少年ジャンプ』が大好きで、「NARUTO」も大好きな生駒は、「ただのオタクもがんばれば、こうなれるよってことを、ちょっと今、自信のない子たちに、勇気を与えられる存在になれれば」と意気込みつつ、“生駒回”ともいえる第2話については「吐きそうです(笑)」と、生駒らしい控えめコメントも飛び出した。

つい先日まで演じていた、『陸王』(TBS系)のメガネ姿のお堅い銀行員・大橋浩役とのギャップがすごいことになっている馬場。伊藤同様にスーツ姿が続いているとのことだが、ケンシロウになるため「一生懸命、体作りをしています」と言いつつ、筋トレする姿を「みんなから気持ち悪がられています」と嘆く。

「こう横に並ぶと地味だな…」と言う学ラン姿の柳も、比較的コスプレシーンが少ないようで、それまでもチラチラ他のメンバーから「三木(康一郎)監督が、役名を憶えてくれない」といった話題が出ていたが、「三木監督が、僕のことをスタッフとよく間違います!」と暴露し、会場は笑いに包まれた。

いろんなコスプレを見せるという佐藤は、「なぜか、すっごく、このアラレちゃんがスタッフから評判がいいんです。みんな『かわいいね』って褒めてくれるんですけど、よくよく考えたらアラレちゃん、2頭身だなって」と自虐しつつ、原作者の「鳥山明先生も大絶賛の姿だと聞いています」と司会者に言われると、「そうなんですか!?」と喜んでいた。

衣装を「コスプレ界のカリスマ」に製作してもらったという寺脇は、撮影でエキストラとして協力しているコスプレイヤーに「みなさんもう、近づいてきて『触っていいですか?』とか、『えー! この曲線すごーい!』とかってチヤホヤされるんで、自分で作ったんじゃないんですけど、なんか気分がいいです」とニンマリ。


そして、それぞれが現場の楽しさや「ジャンプ愛」を語る中、ある意味一番“熱い”雰囲気を漂わせていたのは、「50年間『ジャンプ』を読み続けて」きたという斉木だ。

「話ちょっと長くなるけど」「長いよ」と前フリし、愛読者として自分が見たい、出演してほしいキャラを並べまくるなど、秘密クラブ「オー・マイ・ジャンプ!」のマスターらしく「ジャンプ愛」が止まらない様子だった。


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■ジャンプをあまり知らない人も

50年続く『週刊少年ジャンプ』だからこそ、その時代ごとの作品を知る世代は幅広く、親子や、祖父から孫の三世代で観ても、かなり盛り上がりそう。

もちろん、『週刊少年ジャンプ』のかなりディープなネタも多いのだが、公式Twitterがこう語るように

極端なことを言えば「ジャンプを読んだことがない」という人でも、かなり楽しめる。

そもそも国民的人気コミックが並ぶため、普段はあまり漫画を読まない人でも、目にしたことがあるような作品だらけで、会見で生駒も語っていたが「へぇ。これ『ジャンプ』(の作品)だったんだ…と」いう発見もあるはず。

また、「友情・努力・勝利」というジャンプの軸であるキーワード自体に、普遍性があるところもポイント。

人間関係にモヤモヤしている人は、月山たちが成長しながら「友情・努力・勝利」を体現する姿に、きっとハマるはずだ。

【番組概要】
ドラマ24『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』
放送日時:1月12日より毎週(金)深夜12時12分
(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ 九州放送)
※テレビ大阪は1月15日より毎週(月)深夜12時12分
出演:伊藤淳史、生駒里奈(乃木坂46)、馬場徹、柳俊太郎、斉木しげる、佐藤仁美、寺脇康文 ほか
製作著作:「オー・マイ・ジャンプ!」製作委員会

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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