『西郷どん』2年連続で大河に「隠し田」登場 ネット盛大にざわつく

「隠し田」の登場に反応する直虎クラスタ。「西郷どん」と同時に「直虎」がトレンド入りする事態に。

2018/01/15 15:30


 

■貧しい農民の娘を救えず

しかし、赤山家にもうこれ以上働き口はなく、不可能に。

吉之助は斉彬が藩主になれば、藩の悪しき農政の仕組みを変えてくれると願うものの、島津家では未だに斉彬の父・斉興(鹿賀丈史)とその側室・由羅(小柳ルミ子)が実権を握っており、斉彬は跡継ぎ候補から外れてしまったのが現実だった。

役人たちに怒り心頭の吉之助は、斉興の家老・調所広郷(竜雷太)に直訴に行くが現実を変えることはできず。娘は売られることになり、自身の無力さを痛感するのだった。


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■「隠し田」の登場にざわつくネット民

そんな中、ネット民が異様なざわつきを見せたシーンが。それは農民たちが「隠し田」を持っていたことを吉之助が発見したシーンだ。

「隠し田」とは上に黙って育てている田んぼのことで、年貢を避けることが目的。(字面でわかるかもしれないが念のため)

しかしこの「隠し田」、前大河である『おんな城主 直虎』でも出てきており、熱心な視聴者は予習済みだった。この結果、ネット上ではさまざまな反応が。

https://twitter.com/nottchi_s/status/952504853019807746

結果、『西郷どん』と同時に『おんな城主直虎』がトレンド入りしてしまうという珍事も。


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■新しい大河の常識に?

一方で、「世知辛い要素を入れることでご都合主義大河にならずにいる」「大河の常識になりつつある」など好意的な評価をくだす人も。

今までの大河ドラマと一線を画した『おんな城主 直虎』だったが、後の作品にもすでに影響を与え始めているのだろうか。


西郷隆盛と糸の年齢が近いなど、史実との食い違いもある本作。しかし、大河ドラマという観点から見れば古きを踏襲しつつ、現代に合わせた仕上がりに「今のところは」なっていると言えそうだ。

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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部

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