前田敦子に最上もが…卒業したメンバーへの関心をドルオタが語る
グループを卒業したメンバーに対し、ファンはその後の活動をどう見ているのか。
アイドルのファンになったときから、心のどこかで覚悟をしなければないけないことがある。メンバーの卒業と、解散である。最近では、ももいろクローバーZの有安杏果が卒業を発表。
突然の出来事に、気持ちがついていかないファンも多いはず。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代アイドルファンの男女176名に「アイドルの卒業について」の調査を実施。
グループを去ったメンバーに対して、ファンはどのような感情を抱くのだろうか。
■気にはするけど熱は冷め気味
卒業をしたメンバーに興味がなくなると答えた人は、2割程度と意外に少ない。
卒業後も応援し続ける人が多いのは、アイドル側にとっては安心できる結果である。
元AKB48のあっちゃんこと前田敦子のファンだった男性は、応援はしているものの以前のような盛り上がりはないという。
「一応、ずっとファンだった人だから、気にはしている。でもアイドルのときみたいに会いに行けなくなったから、熱は下がって、静かに見守る感じ」（30代・男性）
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■最上もがが卒業したでんぱ組に新メンバー加入
昨年末に新メンバー加入の発表があった、でんぱ組.inc。最上もがの卒業に複雑な思いを抱いているファンからは、メンバーの追加に批判的な声も多く上がった。
「もがちゃんがいない寂しさが癒えないうちに新メンバーの発表があり、私も気持ちがついていかなくて…。でもメンバーの説明とか聞いて納得ができたので、今は新生でんぱ組に期待しかない！
もちろん、もがちゃんのことも、これからも応援を続ける。ただ今はあまり無理をしないで、心身ともにいたわって欲しいとも思う」（20代・女性）
グループも卒業メンバーも、両方を大切に思っていることが伝わってくる。
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■地下アイドルの卒業は日常茶飯事
AKBやでんぱ組のような有名グループでなく、いわゆる地下アイドルを応援する男性は、卒業はよくあることだと語る。
「地下アイドルだと、卒業や脱退なんてしょっちゅう。卒業した子が新しく入ったグループを好きになったりして、追うのがどんどん増えていく。
でも卒業してそのまま消えていく子も多いから、それは諦めるしかない。僕はDDだからいいけど、単推しの場合は悲惨だよ」（40代・男性）
ちなみに「DD」は複数のアイドルを応援するファンのことであり、「誰でも大好き」の略である。ちなみに「単推し」は、一人のアイドルを応援することを指す。
アイドルは、永遠に続くものではない。ファンはそんな刹那を見逃さないために、今日も現場に足を運ぶのだろう。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代のアイドルファンの男女176名 （有効回答数)
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