『anone』ハリカのスケボーは「忘れっぽい天使」? 考察が話題に
謎が謎を呼ぶ、先がまったく予想できないストーリーの『anone』。広瀬すずが持つスケボーにも注目が集まっている。
■偽札と知らずにハリカを拉致
しかし、予想外の人物が絡んでくる。大金を偽札だとまだ知らないカレーショップ店長の持本舵(阿部サダヲ)と青羽るい子(小林聡美)だ。
林田印刷所に忍び込み、裏金を探すふたり。しかしお金はなく、帰ってきたハリカと遭遇してしまう。
ハリカを亜乃音だと勘違いしたふたりはハリカを拉致。持本の店で監禁することになる……というストーリーだった。
なんと言えばいいのか、「どういうジャンルの作品?」と未視聴の人に聞かれても「まだわからない! でも面白い!」と言ってしまいそうな、そんな不思議な魅力を持った作品である。
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■今回も名台詞がふんだんに登場
放送のたびに名言・名台詞が登場する坂本作品。第2話でも多くの台詞が視聴者の胸に届いたようで、ツイッター上ではさまざまな反応が確認できる。
https://twitter.com/gorgonzolashiho/status/953622787658153984
目覚ましスヌーズするやつは人生もスヌーズする
人は手に入ったものじゃなくて手に入らなかったもので出来ている
愛されてなくても、愛することはできる
愛されたから愛せてるんだよ
宝くじでも買いなさい、夢を買うの
人様の秘めた悲しみを辛気くさいなんて言葉で片付けるな#anone
— みのりん (@ano_suzu) January 17, 2018
「社会から酷い目に遭わされた人は、死ぬ前にすることがあるでしょ。怒るんですよ!」#あのね #anone
— よしだ (@44da38) January 17, 2018
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■ハリカのスケボーは「忘れっぽい天使」?
初回の放送以上にじっくり観た人が多かった様子の第2話。視聴者の中には小道具に注目する人も出始めている。たとえばハリカがいつも持ち歩いているスケボーだ。
このスケボー、裏面に抽象画っぽいイラストが描いてあるのだが、どうもこれパウル・クレーの「忘れっぽい天使」という絵のようなのだ。(映像を停止して確認したので、間違いないはず)
パウル・クレーは20世紀に活躍したスイスの画家で、特定のジャンルに当てはめることのできない、独自の作風で知られている。
https://twitter.com/tobi_uzuramin/status/951777091501965312
パウル・クレーの忘れっぽい天使?と検索してみたら見たことある!ポストカード持ってる!探してみたけどなくて、でも高校生のとき箱根の美術館で買ったの覚えてる。ほかにも数年前に違うパウル・クレーのポストカード買ってた。どうやら好きらしい。 #anone
— わ の ん 。 (@hiroi_sekaiwo) January 17, 2018
#anone 1話
スケボーの裏と施設に飾ってあったパウル・クレーの天使の絵が印象的だった。スケボーのはハリカちゃんが描いたのかな。“夢”の記憶では出ずに現実の記憶では出てた絵だから、深層心理で覚えてたってことか。— jidaten (@jidaten_) January 14, 2018
これに対してネット上では「伏線では?」「ハリカが忘れっぽい天使ってことなのか?」「坂元裕二さんがドラマの枠に当てはまらないドラマにしようとしてるってこと?」など、考察も出始めている。
先が読めず、気になることばかりの『anone』。次週以降は瑛太も本格的にストーリーに絡んでくる模様なのでより楽しみだ。
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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部 イラスト/みかごろう)