不妊治療がテーマの『隣の家族は青く見える』が勉強になりすぎる

不妊を扱ったドラマ『隣の家族は青く見える』。深キョンがかわいいだけに「気持ちは若くても卵子精子は老化する」事実がリアルだ。

2018/01/19 15:30


 

■不妊の約半分は男性側の原因?

となかぞ
(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』

ニュースなどでも度々話題になる「男性不妊」についても登場人物の台詞を通じてわかりやすく解説された。話したのは須賀健太(23)演じる、大器の会社の後輩・矢野だ。

大器が会社で「精液検査を受ける」ことを不安げに打ち明けると、不妊治療問題に対して意識の高い矢野から下記のような言葉がかえってくる。

「不妊症の約半数は男性が原因ですしね。もしかして原因の大半は女性にあるもんと思ってませんか。女性だけの問題じゃないですよ。受精卵は精子と卵子両方からできてるんですよ。できない原因だって双方にあって当然でしょう。


(中略)


不妊治療だっていまだに根強い偏見とかありますからね。あ、ぼくはそれは無知からきてると思っています。無知こそはいらぬ差別や偏見を生むんですよ」


しかし、そう語る矢野と違って大器の不妊治療に関する知識は一般男性レベル。つまりほとんど知らないに等しい。

優しく人柄もいい一方で、無知ゆえの楽観主義が妻を知らず知らずのうちに苦しめるという描写はなんともリアルだ。


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■不妊治療あるあるがショックすぎ

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』

五十嵐夫妻は1年3ヵ月子作りをしても妊娠に至らず「不妊症かどうか」の検査をしたいと不妊治療クリニックを訪れる。そこで2人は、伊藤かずえ(51)演じる医師から、

「一年以上避妊なしの性交を続けても妊娠にいたらなかった場合、検査するまでもなく不妊症と言えます」


と告げられ、ショックを受ける。

さらに「検査しても原因特定できないケースもあるし、治療しても妊娠にいたるとは限らない。経済的・時間的に負担が大きく、精神的・身体的に少なからずダメージを受ける」という不妊治療あるあるを聞かされ、不安気な表情に。

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