仕事中のお菓子はあり? 「メリハリがなくなる」と禁止の会社も
気分転換になると推奨する会社もあるが、食べてはいけない雰囲気のところも。
福利厚生でおやつを用意するケースや上司の差し入れ、置き菓子サービスの「オフィスグリコ」などを導入している会社も増え、仕事中にお菓子を食べる文化は広がっている。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代有職者の男女645名を対象に調査を実施。その結果、「仕事中にお菓子を食べる」と答えた人は全体で38.5%だった。
■仕事中のお菓子は女性に多い
男女別で見ると、圧倒的に女性が多くなっている。やはり女性は、甘いものが好きなようだ。
「会社には出張のお土産や来客の差し入れなど、常にお菓子がある状態。ダイエットしているのに、つい食べすぎてしまう」(20代・女性)
「お昼ごはんをコンビニで買うついでに、午後の仕事用にチョコなども購入。『これを食べて、午後からもがんばろう』って思う」(30代・女性)
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■会社によってはNGなところも
一方、会社によっては、仕事中にお菓子を食べられないところもあるようだ。
「禁止はされていないんだろうけど、仕事中は食べてはいけない雰囲気がある。飲み物は大丈夫だけど、お菓子を食べるなんて、私には想像できない」(20代・女性)
お菓子を自由に食べていいところで働く人にとっては、理解しがたい風習だという。
「今まで働いた会社すべてが、自由に食べられる環境だった。だからお菓子がNGの会社があるなんて、信じられない。きちんと仕事ができていれば、お菓子を食べるくらいいと思うんだけど」(30代・女性)
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■仕事中にお菓子を食べる効果
仕事中にお菓子を食べることによって、仕事の効率が上がるとの声もある。
「一つのタスクが終わったら、『褒美としてチョコを1個食べる』というルールを自分で決めている。報酬があったほうがやる気になると、本で読んだから」(20代・男性)
「ずっと続けて仕事をするよりも、間に小さな休憩を入れたほうが捗る気がする。その休憩に甘いものを食べると、気分転換にもなるし」(30代・女性)
仕事中のお菓子を禁止する会社にも、「メリハリがなくなる」などの意見があるのだろう。社風によって大きく変わるのが、不思議なところである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者の男女645名 (有効回答数)