インバウンド対策? 社会人になって英語を勉強しようと思ったきっかけ
社会人になってから、必要に迫られて英語を勉強しだす人も多い。
英語を社内公用語にする企業が増えるなど、語学力を求められる時代になった。英会話を始めようと考える人も、たくさんいるのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の英語を話せない男女955名を対象に調査を実施。「社会に出てから、英語を習得しようと勉強を試みたことがある」と答えた人は、全体で26.2%。グローバル化と言われているわりには、少ない結果だ。
■続けて勉強をしていれば…
20代~40代までは、男性よりも女性の割合のほうが多くなっている。
「接客業をしていて、お店に外国からのお客さんが来るので勉強しようと思った。だけど、なかなか続けられなくて、結局、ボディランゲージでなんとかやり過ごしている」(20代・女性)
「初めて決意した日からずっと勉強をしていれば、今頃はかなり流暢な英語を話していると思う」(30代・女性)
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■学生時代から英語が嫌い
英語を勉強しようと思ったことがない人は、必要性を感じていない。
「今の仕事では、まったく必要性がない。もともと、勉強も嫌いだし」(30代・男性)
また苦手意識を持っているために、避けている人も。
「学生時代から、英語は苦手だった。わざわざ学校を卒業してからも、英語に触れようとは今のところ思わない」(20代・男性)
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■会社員は必要に迫られるが…
公務員よりも会社員のほうが、19ポイントも多い結果である。それぞれの仕事内容にもよるが、会社員は英語力が求められる機会がある人も多い。
「普段は日本語ができれば十分な仕事だけど、まれに取引先とのやり取りで英語が出てきてパニックに。そのときには『英語を勉強しないと』と思うけど、いつもは必要ないので忘れてしまう」(30代・女性)
また、ニュースに影響をされた人も。
「楽天などが社内公用語を英語にするとなったときに、焦って少し勉強をした。結局、自分の会社はまだそのような動きがないから、今はサボっている」(40代・男性)
必要性を感じて勉強はしてみるものの、なかなか続けられない人が多いようである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の英語を話せない男女955名 (有効回答数)