『車あるんですけど』3市の境界線に大興奮! 県境ならではのお宝も

意識せず跨いでいる境界線もマニアにかかればこんなに面白くなる

2018/01/29 16:00



■区境をまたぐ商店街に突撃

次に訪れたのは、台東区と文京区の区境にある商店街へ。道路を挟んで台東区側は池之端仲町商店会、文京区側は湯島白梅商店会が管理。それぞれ管理が違うので、同じ通りなのに右と左で街灯スタンドが違う。

住所表示プレートの色は台東区が青で、文京区が緑だったり、客引き禁止の注意書きもパッと見は同じだが、管轄の警察署の表記名が違ったり、まるで間違い探しのように細かな違いが見られる。

境界マニアたちは、文京区側の湯島白梅商店会長へインタビュー。商店街のお祭りは5月25日に例大祭をするが、台東区は五条天神、文京区は湯島天神と別々の神社のお祭りをするとの話が飛び出す。

「片方の商店街が静まり返っていたら不思議だもんね」と片桐のコメントにも納得。


関連記事:新型コロナウイルス感染拡大で広がる在宅勤務  出勤を望む人の意見とは

■県境に存在する神社を参拝

さらに、茨城県と栃木県の境に位置する「鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)」に向かう一行。境内のど真ん中が県境であり、神様の通り道である階段の真ん中を境界線が通る。

宮司がそれぞれの県にいるが、御本殿の正面が茨城県を向くため、参拝所や賽銭箱は茨城県側にある。しかし、茨城県側の宮司が常駐できないため、原則的に普段の管理をしている栃木県側が賽銭のすべてをいただく。ただし正月三が日のお賽銭は折半しているそうだ。

(画像は番組公式Twitterのスクリーンショット)

また、社務所では、県境神社ならではのレアな「県境御守」を発見。絆を深め、運気を上昇の御利益があるそうだ。

Twitter上では、番組視聴者から境界のいろんな発見について「楽しそう」「行ってみたい」との声が多く見受けられた。

通勤や通学では何気なく通り過ぎることも多い自治体の境界線だが、こうやって注目してみるとおもしろさが溢れていることに気付く。身近な境界線を探して歩いてみるのも、楽しそうだ。

・合わせて読みたい→

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

テレビ東京バラエティ台東区片桐仁
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング