ドン底の錦野旦を救った「とんねるず」 その理由に称賛が相次ぐ

『しくじり先生』に「スター」錦野旦が出演。大麻取締法違反や銃刀法違反の過去のしくじりを語り、とんねるずへの感謝を伝えた。

とんねるず・石橋貴明・木梨憲武

「スター」の名で親しまれ、バラエティ番組などで活躍中の歌手・錦野旦(69)。若い世代には「お笑いタレント」のイメージが強い錦野だが、バラエティ番組で羽ばたくきっかけとなったのが、お笑いコンビ・とんねるずだったという。

28日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で明かした、過去のしくじりが話題になっている。



 

■波乱の「しくじり時代」

日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞し、6年連続で『紅白歌合戦』(NHK)に出場するなど、輝かしい経歴がある錦野。順風満帆な歌手生活を送り、「スター」の座に登りつめていたが、信頼していた敏腕マネジャーから約1億円を横領されるというしくじりを犯す。

さらに錦野は、デビュー8年目に大麻取締法違反で逮捕された。錦野によれば、映画で共演した女優が大麻常習犯だったのだが、パイプを口元に押し付けられることがあったようだ。そしてその女優が逮捕された際「錦野さんに大麻を用意しろと言われた」とウソの供述をされたため、錦野の自宅が家宅捜索されたという。

加えて、映画で使うために用意した精巧なモデルガンを家に隠していたため、大麻取締法違反と銃刀法違反で逮捕された。

その後、起訴猶予処分となったものの、波乱の人生は続く。話を持ちかけられた「トンガオイル」の販売では薬事法違反で頓挫、女性実業家に騙された際には財産を差し押さえられたとのこと。

いずれも「お人好し」すぎる錦野の性格が原因だったと反省した。


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■再浮上のきっかけはとんねるず

窮地に立たされた錦野だが、44歳である転機が訪れる。そんなドン底を救ったのは、とんねるずの2人だったという。『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)で「スターの華麗な乗馬を見せて欲しい」とのオファーがあった錦野は、快く出演に応じる。

すると、現場で待ち受けていたのは「両足が着くくらいのおもしろいポニー」だった。錦野は「かっこよく飛び降りたら、足にあぶみが引っかかって頭から落ちて…そこからバラエティが始まった」と語る。

また、両手にヒラヒラ付いた衣装でゴルフのドライビングコンテストをした際には、首にヒラヒラが首にからみつく。さらには、温泉の底が開き、滑り台で落ちるというドッキリに引っかかるなど、バラエティタレントとしての才能を開花していった錦野。

そこからバラエティの仕事が舞い込むようになり、錦野は芸能界で再浮上することができたようだ。

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■「錦野旦=とんねるず」のイメージ
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