今年の恵方は南南東! …も、そもそも「恵方」とはなんなのか
「恵方」って言葉は知っていても、意味を知らない人が意外に多い!
2月3日は節分。豆をまいて、恵方を向いて恵方巻を食べて…と楽しむ予定の人も多いはず。しかし「恵方ってどっち? どうやって決まるの? そもそも何…?」な人もいるのではないだろうか。
■知っているけど知らない「恵方」
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,344名に調査した結果、「恵方」が何かわからないと答えた人は全体の29.8%。
約3割の人はコンビニやスーパー、テレビなどで大々的に言われている「今年の恵方はこちら!」に、「恵方ってなんだろう?」と思いつつ、節分を過ごしているということ。
特に多いのは、やはり若い世代。年齢が上がるごとに、割合は下がっている。
60代は2割程度だが、20代女性は4割以上が知らないと答えているのだ。
「毎年、コンビニに『恵方巻発売中・今年の恵方はこちら!』って出てるから、なんとなく言葉は知ってる。意味は知らないかな」(20代・女性)
「恵方を向いて恵方巻を食べると願い事が叶うっていうし、なんかめでたい方角なんだろうなって思ってる」(20代・男性)
恵方巻を食べる習慣が広まり、「恵方」という言葉も一般的になってきた。しかし、その正しい意味に関しては、きちんと知られていないのかも。
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■恵方って何?
そもそも、「なんかめでたそう」な恵方とは、どういう意味なのだろうか。
恵方とは、歳徳神(その年の福徳を司る神様)がいる方位のこと。その方角に向かってことを行なえば、「万事に吉」なんだとか。かつては、初詣も「恵方にある神社を参る」ものだったそう。物事を始めるときは、「いい方角」から…という考え方は、今も昔も変わっていないのかも。
じつは、恵方は「北北西・東北東・南南東・西南西」の四方しかなく、どれになるかは中国から伝わった「十干」によって決まるとか。
そして今年は…南南東!
方角を確認するアプリなどもたくさん出ているため、今年は南南東を向いて、恵方巻や恵方スイーツを食べてみては。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)