「不妊治療のお金の話」にネットざわつく『隣の家族は青く見える』

若い人ほど知っておいてほしい「不妊治療助成金の年齢制限」と35歳の壁

2018/02/02 15:30


 

■1回で40万や50万が消える世界

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

さらに、奈々の口から衝撃的な言葉が飛び出す。

「これが体外受精や顕微授精だったらもっと大変だよ。一回につき最低でも40、50万はかかるらしいから」


もっとも、高額のお金をかけたところで1回の体外受精や顕微授精で子供が授かるとは限らず、10回、20回と繰り返しても授からないケースもあり得る。ここにホルモン注射や薬剤がプラスされると考えると、想像するだけでゾッとする金額だ。

さらに作中でも取り沙汰されていたが、排卵誘発薬やホルモン注射の影響で神経過敏になることもあり得るので、心身・経済すべてにおいて負担は大きい。


関連記事:江頭2:50、精子検査の結果明かす 「俺の遺伝子を残したい」「初めての妊活」

 

■お金の世界にも年齢制限の壁が

(画像提供:(C)フジテレビ『隣の家族は青く見える』)

不妊治療はおおまかに「一般不妊治療」と「高度生殖医療」に分けられるが、中でも後者に高額な費用がかかることは広く知られている。また、年齢が上がるにつれて妊娠の確率が下がることも有名だ。

しかし、不妊治療の「お金の世界」にも年齢制限の壁があることを知る人は多くない。上記のように助成金の面でも年齢が上がるにつれ、支給を受けることができなくなる。

また、クリニックによっては高度不妊治療が不成功に終わると、実費しかかからない「成功報酬制度」という金額設定をしているところもある。しかし、当然ながらそこにも条件があり、利用できる年齢は基本的に限られている。

https://twitter.com/pppinnaaeii/status/959066615584243712

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■夫婦の対話と迅速な意思決定が大事?
ドラマフジテレビ妊活不妊治療深田恭子松山ケンイチ深キョン隣の家族は青く見える松ケン高度生殖医療
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング