「不妊治療のお金の話」にネットざわつく『隣の家族は青く見える』
若い人ほど知っておいてほしい「不妊治療助成金の年齢制限」と35歳の壁
■1回で40万や50万が消える世界
さらに、奈々の口から衝撃的な言葉が飛び出す。
「これが体外受精や顕微授精だったらもっと大変だよ。一回につき最低でも40、50万はかかるらしいから」
もっとも、高額のお金をかけたところで1回の体外受精や顕微授精で子供が授かるとは限らず、10回、20回と繰り返しても授からないケースもあり得る。ここにホルモン注射や薬剤がプラスされると考えると、想像するだけでゾッとする金額だ。
さらに作中でも取り沙汰されていたが、排卵誘発薬やホルモン注射の影響で神経過敏になることもあり得るので、心身・経済すべてにおいて負担は大きい。
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■お金の世界にも年齢制限の壁が
不妊治療はおおまかに「一般不妊治療」と「高度生殖医療」に分けられるが、中でも後者に高額な費用がかかることは広く知られている。また、年齢が上がるにつれて妊娠の確率が下がることも有名だ。
しかし、不妊治療の「お金の世界」にも年齢制限の壁があることを知る人は多くない。上記のように助成金の面でも年齢が上がるにつれ、支給を受けることができなくなる。
また、クリニックによっては高度不妊治療が不成功に終わると、実費しかかからない「成功報酬制度」という金額設定をしているところもある。しかし、当然ながらそこにも条件があり、利用できる年齢は基本的に限られている。
https://twitter.com/pppinnaaeii/status/959066615584243712
昨日の#隣の家族は青く見える
で不妊治療の助成金は東京都は35歳未満って言ってて必要な人ってほぼ35越えてるんじゃないの?!ってビックリした。
35以上は高齢出産扱いで自己選択の結果だからそこまでは税金で面倒見れませんってことなんだろうなぁ。— ちぃ@にゃんこ (@porhpiu) February 1, 2018