みんな後悔しがち？ 「後悔したくない」気持ち強すぎて機会逃すことも
さまざまな決断をする中で、後悔することは、誰にでもある
「あの時、こうしておけば…」何かをした場合にも、しなかった場合にも、上手くいかないことがあって、後悔することは誰にでもある。
しらべぇ編集部では、全国の20～60代の男女1,353名を対象に「後悔について」、意識調査を実施した。
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全体では「よくする」21.1%、「まあまあする」27.4％、「たまにする」32.0％で「後悔しがち」な人は大多数の80.6％。「よくする」「まあまあする」だけでも半数近く、かなりの人が「後悔しまくり」と回答している。
一方、「あまりしない」11.5％と「ほとんどしない」8.0％で、「それほど後悔しない」派は19.5％という結果に。
男女別では
「よくする」「まあまあする」「たまにする」と回答した「後悔しがち」の割合は、男性が76.7％に対し、女性は84.4％と女性が7ポイント以上高め。年代ごとでは、あまり大きな差はなかった。
人生を大きく左右することも多いことから、「後悔しがち」な人の職種別データを見てみると、
最も安定しているはずの「公務員」が92.5％。逆に、収入が不安定になることも多い「自由業」は、全体より低めの73.7％だった。
仕事や収入の安定は、「後悔」に影響しないのか…。
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■後悔したくない気持ちが強すぎて
実際に「後悔しがち」という人に、話を聞いた。
「ネガティブ思考なんで、後悔はしがちですね。それこそ『ランチは、ラーメンじゃなくて、カレーにすればよかった』レベルのことを夕方くらいまで、グダグダ頭の片隅で後悔しているとか…。
超ポジティブな先輩から『失敗したと思っても、それが役に立つことが結構あるから、そんなに後悔する必要ないと思うぞ』ってよく言われるんですけど、まだ若くて経験がないせいか、そういうことないんですよ。
いつか『あの失敗が、今のこれに役になってる！ あの時に失敗して良かった』なんて、思える日が来るんですかねぇ。全然イメージできませんけど…」（20代・男性）
「『後悔したくない』って気持ちが強くなりすぎて、あれこれ決断できないまま、機会を逃して結局後悔する…というのが多い気がします。
友達には『やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいいって、決めている』という人がいて、彼女がいつも楽しそうだから、自分も真似したことはあるんですけど、やっぱり“やるんじゃなかった”って後悔したこともあって…。
余計なことを考えずに、決断できたことのほうが上手く行くんですよね。思い入れが強すぎるのかな、いろんなことに。あと、慎重すぎるのも、良くないのかもしれません」（30代・女性）
慎重さはあったほうがいい反面、「後悔したくない」という気持ちに縛られると、なかなか一歩が踏み出せない――といった状況に陥りがち。
大事なことは熟考するべきだが、どこかで「後悔してもいいから」という割り切りも必要なのかも。
（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20代～60代の男女1353名（有効回答数）
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