寝ながらノートパソコンを使う横着者 太っている人が有利な理由
ノートパソコンを寝ながら使おうとする人が少なくなく、専用のスタンドまで販売されている。
パソコンを使いたいけど、寝転がりもしたい。そんな欲望を、家で満たしている人がいる。しらべぇ編集部では、全国20〜60代のノートパソコンを所有している男女971名を対象に調査を実施。
「ノートパソコンを寝転んだまま使うことがある」と答えた人は、全体で25.0%と少ないながらも一定数いることが判明した。
■若者は寝ながらPC
年代別では、どの年代も男性のほうが多い結果である。
そして男女ともに、20代から30代の若い世代で割合が高いのもポイントだ。
「一人暮らしで、仕事をするような机と椅子がない。小さいテーブルだと低くて作業しにくいし、ベッドの上が一番はかどる場所になっている」(20代・男性)
関連記事:10代男性の半数が「ゲームが得意」 他人の実況を観て満足する人も
■スマホでは不十分の声も
スマホが普及した現在では、わざわざベッドでまでノートパソコンを使う必要はないとの意見もある。
「ベッドの上なら、スマホで十分じゃないの?」(20代・女性)
しかし仕事をするには、スマホだと不十分だという。
「長い文章を打つのに、スマホだと面倒。エクセルとかスマホアプリはあるけど、本格的な作業は向いていない。仕事をするのには、やっぱりパソコンがいる」(30代・男性)
家でじっくりとネットをするときには、今でもパソコンでないとしっくりこない人も。
「スマホが普及する前からずっと、寝ながらノートパソコンでネットを見てきた。だからスマホでできるようなことでも、パソコンのほうがなんか落ち着く」(40代・男性)
関連記事:ソシャゲ課金経験は倍増、パソコン苦手派も… スマホがもたらした社会の変化とは
■おなかを支えに
寝転んだままノートパソコンを使うのは、難しい行為にも思える。どのように使用しているのだろうか。
「胸の上くらいの位置に置いて、手で支えながら使っている。完全に両手を使いたいと思って、寝たままパソコンが使えるスタンドを買ってみたけど、あまり自分にはしっくりこなかった」(30代・女性)
肥満体型の人は、おなかを活用している。
「出ているおなかが、ちょうどいい支えになる」(40代・男性)
くつろぎながらも作業をするのに、試行錯誤して生み出された方法なのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のノートPCを所有している男女971名(有効回答数)