それってアドバイスなの? 対人操作をしようとする人に「親がまさにこれ」

アドバイスといいながら、よく聞いてみると自分の思い通りにしたいだけの人が多い。

2018/02/11 17:00

アドバイス・会議

アドバイスと聞くと、優しさに思える人が多いだろう。しかし、中にはアドバイスと言いながら、自分の意見を主張する人がいるから厄介だ。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施。「アドバイスと称して、自分の思い通りにしようとする人が身近にいる」と答えた人は全体で23.1%と、やはり一定数はいるようだ。



 

■若い女性がターゲットになりがち

性年代別では、20代女性が一番多い結果である。この世代の人たちは、会社でもまだまだ立場が弱い人も多い。

「他の用事があったので飲み会を断ったら、『ああいう場は、きちんと参加しないと』とネチネチと言ってくる上司。


もっと上の人たちがいるから、自分のメンツを保ちたかっただけなのに、『君のことを思って言ってあげている』って感じを出されても、うっとうしいだけ」(20代・女性)


仕事に直接、関わることでも、自分より力が弱い人を操ろうとする人がいる。

「決断力がない先輩が、私に意見を求めてくる。ただ自分の中では答えが決まっていて、あれこれ誘導してそっちと言わそうとするだけ。


『経験を積ませるため』とか言っているけど、なにかあったときに誰かのせいにしたいのが丸見え。任されているのはその先輩だから、どんな言い訳を作っても無駄なのに」(20代・女性)


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■毒親がまさにこれとの意見

意外にも多いのが、自分の親が当てはまるとの意見である。

「うちは、完全な毒親。『そんなことをしても、意味がない』などやることをすべて否定されて育ったので、自尊心が低いまま。今でも干渉してくるから、もっと距離を置きたい」(30代・女性)


家族という他者から見えにくい環境が、問題を深刻化させる。

「子供の頃は親の存在が絶対だったから、変なアドバイスにも従わざるを得なかった。成長とともに、だんだんと『うちの親はおかしいんだ』と気づいた。それでも、親子は離れるのが難しいから…もどかしかった」(40代・女性)


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■ダメな異性好きに多い理由

ダメな異性が好きな人は、じつに4割以上と高い割合になっている。

アドバイスと称して思い通り傾向別グラフ

恋人からのアドバイスが、まさに当てはまるようだ。

「情緒が安定しない人とばかり付き合っている。彼の機嫌が悪いときには『お前がそんなんだから、俺は傷ついている』みたいなことを言われて、私も『そうなんだ』と反省する。


でも別れた後で、『私、別に悪いことなんて、なんにもしていなかったよね?』って気がつく」(20代・女性)


ダメな異性ばかりを好きになる人は、家庭環境の影響が強いとの意見もある。先の毒親とも、関連しているのかも。対人操作をするような人は、気の弱い人をターゲットにする。自分の意見をしっかりと持つことが、なによりの対策といえるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)

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