若者のCD離れ? 「なぜかまだCDを売っている時代」との指摘に納得の声
「CDが売れない時代」に関して、あるツイートが話題に…
ほしい楽曲がある時にCDではなく、ネットで購入する人が増えている。そのため、「CDが売れない時代」と表現されることも多い。
そんな中、この「CDが売れない時代」についてのあるつぶやきが、「的を射ている」と話題になっている。
既にCDから直接音楽を聞くことを誰もせず、CDを再生できる機器が一台も家庭にないことが普通になった現代は、「CDが売れない時代」ではなく「なぜかまだCDを売ってる時代」だと思います。
— 水原滝 (@taki_mizuhara) December 13, 2017
■確かにCDから聴いてない…
このツイートを受け、ネット上では「確かに」「CD再生する機器を所持してない」と、共感の声が多くみられた。
確かに専用の機械はもう持ってないな……
— 黒鉛🐙 (@hyou_haku) December 14, 2017
そういえば随分前からCDのみを再生する機器って所持してないなぁ。
— Wis (@Wis503) December 14, 2017
実際、ラジカセやコンポといったタイプのオーディオ機器ではなく、携帯音楽プレイヤーやスマホで音楽を楽しむことが主流となっているほか、ノートPCでもCDなどを読み込む機能が付いていないものも増えている。
やはり、「CDを再生する機器」が、身近ではなくなってきているもよう。
また、再生できる機器は持っているものの、CDでは聴かないといったケースも多い。
これみて気づいた……ほんまやwRT
CDコンポまだ家にあるのはあるけど確かにCDから直接聴かなくなったな……w
— きよずみ (@kzm217) December 13, 2017
CDが売れない売れないっつーのはもう再生機器としてCDラジカセとかコンポとかが使用率下がってるからしゃーないと思う
んで音楽を買うというシーンにおいて現金のやりとりがほぼなくなったから、音楽はお金を払って聴くものという感覚がティーンには育っておらんのじゃな
— 泥酔しをん (@dmdmdmz555) December 20, 2017
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■それでもCDが欲しい
しかし、ネットでの音楽配信にシェアを取られ、CDの売り上げが徐々に減少している流れの中、あえて「CDを買い続けたい」と思う人もいるようだ。
データって楽だけど、やっぱり現物が欲しいし手元にあるっていう確信的な何かが安心感につながってしまう人間なので、これからもCDは買い続けるだろうなあと思う。
— し🧀 (@kkytoca) December 14, 2017
CDに付いてくる歌詞カードや楽曲解説を読むのが好きなのでCDという文明が無くなるまではCD買い続けると思う
— 垢移行 (@146____146) December 14, 2017
また、CDで購入したからこそ、得られる満足感があると考える人も少なくない。
だってジャケットとか楽しいじゃん・・・
— うしさん@きくうしっぽい (@Gwyxx) December 14, 2017
まぁ持ってるってだけで嬉しくなっちゃうのよなぁ。かなり好きなアーティストはCDで買うし。
— イヴ (@bich24) December 14, 2017
CDを買い、家で聴くまでのワクワク感や、知らなかったカップリング曲を聞くことで音楽の幅を広げることができるのは、パッケージ化されているCDならではの特典ともいえそうだ。
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■3割はCDプレイヤーなし
しらべぇ編集部が、全国の20~60代の男女1,348名を対象に「CDプレイヤーが家にない」か調査を実施したところ、全体の36.0%が「家にない」と回答。
年代別でみてみると、
30代がの割合が最も高く、次いで20代が多い。このデータから若い世代が、CD離れをしていることがわかる。
CDが売れない時代であるのは確かだが、不要と感じるかは人それぞれ。シェアが減少しても買い続けたいと考える人がいるように、CDならではの魅力があるといえそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・根室 ひねき)
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)