瀬戸康史になら振り回されたい!? 『海月姫』月海・蔵之介の関係性
今夜はいよいよ「ファッションショー」開催!
今夜9時より15分拡大で、物語のヤマ場のひとつ「ファッションショー」を迎える第5話の『海月姫』(フジテレビ系)。
盛り上がること必至の放送を前に、主人公・月海(芳根京子)と蔵之介(瀬戸康史)の関係について、これまでの場面カットと共に振り返ってみよう。
■奔放なお姫様・蔵子と月海の出会い
熱帯魚店の水槽にいるタコクラゲのクララの危機に、勇気を出して店員に抗議した月海。しかし、気味悪がられて追い出されてしまい、店の前で倒れたところを助けてくれた美女――蔵之介。
そのまま月海の住む尼寺のような天水館に押しかけた蔵子(蔵之介)は、月海だけでなく、天水館の住人・尼~ずの生活まで変えてしまう存在になる。
これまで周囲にいた人間とは違うタイプの月海や尼~ずに対して偏見を持たず、フラットな視点で「知らなかった世界観を持っている女の子たち」として、興味を持って接するのが蔵之介の魅力。
一方で、自分が「おもしろい」「こうしたらいいのに!」を行動に移すのに躊躇がないため、周囲を振り回してしまう。
そんな蔵之介とは反対に、幼い頃に母親を失った悲しみや、周囲とは違う興味関心――クラゲへの愛着から、人間関係に馴染めなかったコンプレックスが大きすぎる月海。
イラストレーターを志すも、自己評価の低さも相まって、自分から具体的な行動に移すことはできない。この点は尼~ず全員に、ある程度共通するポイントでもあるが、低すぎる自己肯定感が邪魔をして、ポテンシャルを発揮できないだけなのだ。
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■振り回す人と振り回される人
そんな二人の関係は、振り回す蔵之介と振り回される月海――天水館という「ぬるま湯」の中で、引きこもりがちな月海を蔵之介がグイグイと外の世界へ連れ出していく。
しらべぇが全国の20~60代の男女1,354名を対象に実施した調査では、「人を振り回してしまいがち」と回答をしたのは3人に1人強の36.5%。
反対に「人に振り回されがち」と回答をしたのは、58.6%と半数を超える。
蔵之介1人で、少なくとも月海を含む尼~ず5人を振り回しているわけで、「振り回す人」の割合に対して、「振り回される」側の割合が多いのも納得かも。