『西郷どん』想像以上のスイーツ大河展開に 離脱寸前の人続出か
原作・林真理子、脚本・中園ミホの大御所コンビも、ストーリーへの評価はいまいち?
■劇団ひとりのジョン万次郎役に反響
今回、ジョン万次郎役で出演したお笑い芸人の劇団ひとり。「異国風の出で立ち&ヒゲ面」という普段は見せない姿で、土佐弁に「ラヴ」や「ファクトリー」「プレジデント」「エンジン」などの英語を交えながら演じた。
https://twitter.com/nhk_segodon/status/962884120593477632
彼の熱演に対し、ネット上では「想像以上にイケメンだった」「ワイルド」などの声や「ルー大柴みたい」などの指摘が出ることに。
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■「西郷どん」はスイーツ大河?
ひとりや鈴木の熱演に賞賛の声が集まる一方で、ストーリー展開にはネット民から疑問の声も。「三角関係」「気持ちのすれ違い」「絶妙なタイミングで外国人にラヴを教えてもらう」など、恋愛要素が色濃く見られたからだ。
その結果、Twitter上では「真田丸や直虎と比べるとなんか退屈」「甘味が効きすぎて辛い」「なんかもう離脱しそう」などの声が続出。以下のように「スイーツ大河」と形容する声も多数見られている。
いや直虎が「女主人公はスイーツ大河」「女性脚本家はスイーツ大河」とかいう俗説を木っ端微塵に吹っ飛ばした後にこんなコテコテのスイーツ大河が出てくるとは誰も思わないでしょ……人類はスイーツ大河を克服したんじゃなかったのか……#西郷どん
— ずいけん (@hamakkoryusan) February 11, 2018
おかしい、「ドクターX」の中園ミホだぞ、「トットてれび」の中園ミホだぞ、しかも主役は筋肉の鈴木亮平だぞ。なのに何でこんなにスイーツ大河臭がするんだ。 #西郷どん
— はすくら (@pm532mqz) February 12, 2018
西郷どん 6話まで観ていろいろひどい。スイーツと見せかけてアウトレイジだった直虎に対し、脳筋に見せかけてまさかこっちがスイーツだったとは(どっちにしろひどいが)。これはもうニコニコ見守るしかない。
— with the wind (@vitalsigns8) February 12, 2018
「#西郷どん」#6
そもそも今の所、前の大河と違いあまり現代的な視点を反映させずに展開してるから、ラブコメが色が合わず浮いて見える。悪い意味でスイーツだし、悪い意味で「女流作家は」ってなる。— ドラマ放言猫(ニワカ) (@yw720816) February 11, 2018
RT > 西郷どん 見続けるかどうか迷っている…半年前に「BL大河になるかも」発言でひと湧きしていたけど、「スイーツ大河」というか「総受け大河」というか、主人公に都合よく回り過ぎ感がある。
— まつ えいほ【健康第一】 (@matueiho) February 12, 2018
もちろん恋愛要素がすべてダメなわけではないだろう。しかし、今の大河ドラマファンが求めているのか? と言うと、必ずしもそうではない気がしてしまう。
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■「今だけ」と諌める声も
もっとも、一方では「甘いのは今だけでは」「前評判を裏切った直虎の前例もある」「江戸に行ってからが本番」など、早期の離脱を諌めるような声も。
郷中でわちゃわちゃやってる吉之助と正助どんがそのうち日の本と異国の間で活躍していく。時代の怒涛の様な流れに飲み込まれていく。
わくわくする様でもあり、怖くもある。
ラストに近づくにつれ「あの頃は良かったね楽しかったね」と、スイーツ大河と言われた頃を懐かしむ事になりそう。— 闇コケシ (@m1203k) February 11, 2018
#西郷どん
さっそく「スイーツ大河」と言われはじめてるけど大河ドラマって10話とか20話観たくらいじゃ面白さ分からないところはあるので気長に見守るべし。あと史実とかは正直二の次でよい— 義視🖇 (@kamo1868) February 11, 2018
1年に渡ってストーリーが紡がれていく長さも魅力の大河ドラマ。今後、甘いだけでなく、歴史モノだからこその骨太な魅力を感じさせてくれることを願いたい。
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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部 イラスト/みかごろう)