ニセ札づくりの緊迫感がスゴい 「攻めてる」と驚きの声相次ぐ『anone』

連ドラなのにニセ札のつくり方を解説!坂元裕二脚本・広瀬すず主演ドラマ『anone』がスゴい。

2018/02/15 15:00



■理市が明かした火事

一方、玲(江口のりこ)が再婚しようとしているのが妻子のいる理市だと知った亜乃音は、彼を呼び出して手を引くようお願い。しかし、そこで理市はあるスカウトマンの男の話を始める。

彼は家出した女の子を夜の店に売り飛ばす仕事をし、私生活でも妻を殴るような人間だったが、火事になったアパートから小さな男の子を救い出して死に、一躍ヒーローになったそう。

そのとき救われたのが玲の息子である陽人(守永伊吹)。しかし家事の原因はじつは彼にあり、それを突き止めた理市の圧力で、京介がニセ札造りに手を貸すようになったことがわかる。

理市の脅しを受けて混乱する亜乃音。そんな彼女に対し、借りのあるるい子は「どこに行こうとついて行く覚悟ありますけど」と告げるのだった。


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■ニセ札造りのリアリティがスゴい

この回、もっとも視聴者が息を呑んだのがニセ札製造にまつわるシーン。興味を示した舵に対して理市が素材選びで意見を聞いた際は…

「日本の紙幣は主にミツマタとマニラーサというのを原料とした和紙なんですけどもちろん手に入りません。既製品の中から色と手触りで近い紙を選ぶしかありません。1万円札に近いものありますかね?」


とかなり専門的な内容。その他にも、理市が京介にニセ札の色について相談するなどのシーンが見られた。


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■「攻めてる」 視聴者から驚きの声

連ドラにも関わらず「ニセ札造り」という題材を扱った本作。詳細に描かれるにつれ、ネット上では「攻めてる」との声が相次ぐことに。

また、理市が4人に対して言った「ニセ札に被害者はいない(=誰かのお金を奪う行為ではない)」という説に納得したり、「深い」という感想を述べる人も。


ますますこの後の展開が見逃せない本作。次回はどんな予想外な展開を見せてくれるのだろうか。

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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部 イラスト/みかごろう

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