ひどい! 2人目の不妊治療を受ける女性が周囲から言われた暴言3選
2人目の不妊治療を受けることに、嫌味を言ってくる人もいるようだ…。
1人目は自然に授かったが、2人目以降はなかなか授かることができない…。そんな「2人目不妊」の状態が続く夫婦が増えているという。
だが、2人目の子供で不妊治療を受ける場合、周囲の視線が冷たいこともあるようだ。
しらべぇ取材班は、2人目の不妊治療中の女性から話を聞いてみた。
①「ひとりいるんだから、いいじゃない」
「友人知人をはじめ、不妊治療先の病院で隣り合った人からも、『ひとり持てたんだからいいじゃない。不妊でひとりも授かれない人もいるんだよ』と、よく言われます。
たしかに、1人授かったことはありがたいことだと本当に思っていますが、だからといって『子供は1人で満足するべき』と押し付けるのは、おかしいと感じることもあります。
周りにも2人目や3人目で不妊の人がいるんですが、2人目以上の不妊治療は『贅沢をしている』という言われ方をされることが多いみたいです」
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②「そのお金を、今いる子供の教育にまわしなよ」
「2人目の不妊といっても、普通の不妊治療と同じように治療にはかなりのお金がかかります。
苦労もなく子供を2人以上産んだ人からは、『ひとりもいないなら応援するけれど、もう子供がいるんだから不妊治療に無駄にお金を遣わないで子供の教育にまわしたら?』と何度も言われます。
2人目で不妊治療をすると、『今いる子供にお金を使ってあげなよ』という偏見もありますね。
兄弟や姉妹がいることで得られる人生経験も、1人目の子供にとって大事だと思うのですが…」
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③「そこまでする必要ないじゃない」
「『2人目は?』『ひとりっこは子供が寂しいよ』と言う知人や親戚がいるんですが…。
そういう人に限って、2人目の不妊治療をしていることを伝えると『そこまでする必要ない』、『ひとりいるだけでいいじゃない』と、手のひらを返したように治療をすることにお説教を始めてきます。
さんざん『ひとりっ子は可哀想。子供によくないよ』とこちらに言ってきたくせに…。この変わりようはなんだ…とイライラします」
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■妊活経験者はどれくらい?
しらべぇ編集部では、全国の20代~60代の女性670名を対象に「妊活経験者」の割合を調査した。
その結果、「経験がある」と答えたのは女性は、全体の約1割という結果に。
不妊治療まではいかなくても、妊娠を目指す身体作りをしたり、生活スタイルを整えている人もいるだろう。
治療の大変さが分からず、心ないことを言う人もいるのかもしれない…。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の女性670名