「布団に入ってすぐ就寝」 のび太の寝つきに憧れを抱く人たち
ストレスや寝る前のスマホなど、スムーズな入眠を遮る原因はたくさん。
布団に入ってもなかなか眠れず、気がついたら1時間以上経っている…そんな経験をしたことがある人は多いはず。ついつい、安眠グッズを集めている人もいるのでは。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査を行なった。「布団に入ってから30分以内に眠りにつけるほうだ」と答えた人は、全体で53.5%。半数以上の人は、素早く入眠できているようだ。
■高齢者は寝付きは良くでも睡眠の質は悪く
年代別では、年を重ねるほどに寝つきが良くなっている。
確かに、年を取ると早寝早起きになるのは有名な話。
「うちの母は、寝るのが早くなってきて。それでいて早起きなので、ゆっくり寝ていられないのが困る」(40代・男性)
しかし快眠しているわけでなく、睡眠時間が短かったり、眠りが浅かったりなどの問題を抱えているケースもあるとか。
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■若者はスマホの影響か
若い世代では、寝る前のスマホが影響しているようだ。
「ベッドにスマホを持ち込むと、別に重要な用はないのになんとなく見てしまう。それを続けているうちに、なかなか寝られないように」(20代・男性)
寝る前にスマホを見ると脳が覚醒してしまうことは広く知られているが、「もうちょっとだけゲームしたい」「なかなか寝つけなくて…」と、手放せない人が多いのかも。
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■ストレスは睡眠にも悪影響
なかなか寝つけない原因は、ストレスも大きく関係している。
「会社で部署異動してから、環境の変化で大きなストレスを抱えるようになった。もともと眠りが浅いほうだけど、さらに寝つきまで悪くなり病院へ。
睡眠導入剤を処方してもらっているけど、まったく効かないか効きすぎるかで…ちょうどいいのがまだない」(40代・女性)
大きなストレスが原因の場合には、根本的な問題を解決する必要があるとの意見も。
「人間関係がぐちゃぐちゃの会社で働いていたときには、寝つきも悪くて途中で何度も起きる状態に。耐えきれずに転職してからは、ぐっすり眠れるようになった」(30代・男性)
のび太が寝るまでの時間は0.93秒で世界記録だそうだが、これくらい寝つきがよくなりたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)