モデル・星あやが提案する「個性や魅力が活きるセクシー」なスタイル
人気モデル・星あやの思う「おしゃれ」や「セクシー」について聞いた
ギャル系ファッション雑誌『Happie nuts(ハピーナッツ)』の人気モデルとして活躍していた・星あや。その圧倒的な人気ぶりから、”星あやの雑誌”と呼ばれたほど。
そんな彼女がディレクターを務めているシューズブランド『YELLO(イエロー)』が初のスプリング・サマーコレクションの受注展示会を東京と大阪で開催。
国内ブランドにはない、スタイリッシュで女性らしさを強調したシルエットを持つYELLOのシューズは、アーティスト、モデル、女優にも多くのファンが。
今回は星あや本人に、その魅力を語ってもらった。
■おしゃれとは“自分の魅力をどう見せるか”
モデルとして数多くの服を着こなしてきた星なら、おしゃれにはかなりのこだわりがあるはず。
――まず、星さんにとって、おしゃれとは?
「“自分らしさ”だと思います。すごく難しいことなんですが、個性的といっても、奇抜な格好する――といったことではなく、自分の持って生まれた魅力を最大限に活かして、どうかわいく見せるのか。
そういうことが“似合う”ということだと思うし、単に『服の組み合わせがおしゃれ』とか、『流行のものを持っている』からおしゃれなのではなく、“自分の魅力をどう見せるか”が大事なポイントだと思いますね」
――ご自身のファッションに対するこだわりは、『YELLO』のデザインにどう反映されている?
「私自身、洋服はパーカーなどそんなに色っぽくない感じが好みですが、シューズやサングラスなどの小物が好き。小物は“カジュアルをアップグレードできる”アイテムだと思っています。
ブランドとしては、とにかく“セクシー”がキーワード。日本のブランドは、女の子は色が白くて、細くて…といった画一的なかわいらしさをイメージしている印象で、セクシーに疎いところがあるかな…と。
私がフロリダのマイアミやイタリアの島に一時期いたんですが、セクシーが好きなラテンの文化が多いところ。女性が美しく見えるセクシーさは、画一的なものではなくて、それぞれの女性の肌の色やボディラインがあって、それぞれに合ったセクシーなファッションがある。
『痩せているから、きれい』だけじゃない、持って生まれたそれぞれの魅力的な部分を活かせる“セクシー”――そういうものをこちらから提案したいと考えています。だから『YELLO』だったら、例えば『太もものお肉が、ちょっとブーツの上に乗ってかわいい! それがベスト!』っていう、定義が出たりするんです」
関連記事:食事中のマスク問題を解決 周囲と差をつけるマスクケースが登場
■ディレクションから販売まで全て自分で
――シューズブランド「YELLO」のプロデュースは、どういった関りを?
「実は、プロデュースではなく、全てをディレクションしています。
プロデュースというとアイデアの方向性を出して、プロフェッショナルに作っていただいて…というケースが多いですが、このブランドに関しては商品のデザインから、販売のことまで…本当に全てをディレクションしているんです」