男性と態度が違う取引先に悩む女性 相手により対応を変える人たち
相手によって対応を変えるのは悪いイメージがあるが、いい部分もあるようだ。
人は誰しも、相手の立場や性格によって態度を変えているもの。しかし、あまりに自己中心的な変化の場合には、嫌われることもある。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査を行なった。「相手によって対応を変えている人は、全体で58.9%と高い割合に。多くの人は、自分が対応を変えている自覚をしている。
■上司世代の苦悩
性年代別では、40代以上の男性が比較的に高い割合である。会社では、それなりの立場にいる人たちだ。人によって対応を変えることは、決して悪いことではない。相手のことを思っての行為なら、理解は得られるはずだ。
「部下を持つようになってから、各自のタイプによって対応を変えないとモチベーションを落とすこともあると痛感した。はっきりと伝えたほうがいい性格もいれば、あまり強く言うとダメなのもいる。ものすごく気を遣うけど、いい環境を作りたいから」（40代・男性）
一方で、自分の保身のために、態度を変える人も多い。
「部下に偉そうにしているつもりはないけど、上の人たちにはめちゃくちゃ腰が低いのは理解している。そんな姿を見ている部下からは、おそらく嫌われているだろうけど…」（40代・男性）
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■女性と男性で態度が変わる取引先
女性の場合には、男性社員との扱いの差で悩むことも。
「私と男性社員のときで、大きく変わる取引先が何件かある。私が無理だと伝えてもゴネだすのに、同じことを男性が伝えると納得するのが悔しくて。まだまだ男尊女卑みたいな気持ちを持っている人が多いんだなと、痛感する」（30代・女性）
一方で、女性を武器にする人がいるために、話がややこしいくなるのだ。
「男性社員の前では、甘えた感じになる女性の同僚。女性社員にはそっけないんで、かなり嫌われている。ただ、おじさんたちにとっては、かわいいみたいで…」（20代・女性）
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■女性の前では借りてきた猫
恋愛が苦手な人は、6割を超える高い割合である。異性に対する接し方が、よくわからないという人が多い。
「男同士だと気さくに話せるのに、そこに女性が入るとすぐに『借りてきた猫』になってしまう」（30代・男性）
異性と上手に話せないと、恋愛まで発展させるのは難しいだろう。人によって対応を変えるのは、悪い意味ばかりではない。ただ相手を見下すような態度は、誰に対してもしてはいけないことだけは確かである。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代の男女1,336名 （有効回答数)
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