客の迷惑! 「SNS映え」を意識しすぎる飲食店のドン引き行動
SNSで集客を狙う飲食店の中には、客側に図々しい要求をするところも…。
近年、インスタグラムなどSNSがきっかけで客が殺到する飲食店も増えている。
店側にとっても、アカウントを作成すれば無料で集客に繋がるため、メリットもあるだろう。
だが、中には顧客獲得に必死になるあまり、来店した客にしつこく写真撮影を勧め、SNSで拡散することを要求する非常識な店があるようだ…。
①料理を運ぶたび「インスタ映えポイント」を力説
「一等地にあるレストラン。料理を運んでくるたび『横から撮ると肉の厚みがわかります』など、インスタ映えになる特徴を長々と説明されました。
『先ほどのお写真撮りましたか? SNSでアップしてくださいね』とも言われましたが、若い子向けのお店ならまだしも、ちゃんとしたお店なのに…。
写真を撮りにきているのではなく料理を食べにきているので、正直ちょっと不快でした」(女性・30歳)
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②「お店情報を具体的に載せて」と頼んでくる
「飲食店で撮った写真を『このお店で友達とご飯しました』と、何気なくタグ付けしてSNSにアップしたら、そのお店が『いいね』をくれたんですが…
『店名が一部間違えているので訂正していただけますか?』『お店の位置情報も載せてくれたら嬉しいです!』と、メッセージが来たことがあります。
別に僕はフォロワーが多いわけでもないし、グルメ発信などをやっているわけでもない…。
個人の投稿に面倒くせぇよ! という感じでした」(男性・26歳)
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■飲食店での料理撮影を不快に思う人はどれくらい?
しらべぇ取材班が、全国20代〜60代の男女1,365名を対象に「飲食店で料理の写真を撮る人について不快に思うか」調査したところ、約3割が「YES」と回答。
料理の写真を飲食店で撮るのはお馴染みの光景ではあるが、不快に感じる人も一定数いるようだ。
しつこく撮影などを要求することは、店側の品位も落としかねないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)