「おばさん」をどう思う? 聖地のはずの大阪が意外な結果の理由とは
おばさんのことをあまり好きでないと答えた人は、中年男性に多い結果に。
女性も生きていると、嫌でも「おばさん」と呼ばれる年齢になるものだ。そんなおばさんたちのことを、世間の人たちはどう思っているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,349名に「おばさんのことをどう思うか?」の調査を実施。
おばさんの聖地である、あの地域の結果も気になるところだ。
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■おじさんはおばさんよりも…
性年代別で見ると、男性は30代から50代でおばさんを好まない傾向がある。
「そりゃ若い女の子のほうが、いいに決まっている」(40代・男性)
女性では20代の女性が、おばさんを好きでない人が多い。
「バイト先に主婦の人たちもいるけど、会話の共通点がなくて…話が噛み合わない」(20代・女性)
そんなことを言っているうちに、若い女性も年齢を重ねていく。
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■大阪のおばちゃんも地元では…
おばさんといえば、やっぱり大阪。「大阪のおばちゃん」は、もはや全国に知れ渡った名物のようなものだ。大阪の人たちはさぞかし、自分たちの文化に誇りを持っているだろうと思いきや…。
意外にも好きと答えた人より、好きではないと答えた人のほうが多いのだ。大阪のおばちゃんは、地元で好かれていないのだろうか。
「ヤツらはプライベートなんてお構いなしに、踏み込んでくる。お節介がすぎるし、名物かもしれないけど好きではない。飴なんていらないから、そっとしておいて欲しい」(30代・男性)
「キャラとしては、おもろいと思う。ただずっと一緒にいると疲れる。そろそろ体力が衰えてくる年齢なのに、あのエネルギーはどこからくるのだろう?」(20代・男性)
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■石田ゆり子はおばさんではないように…
おばさんのイメージが、独り歩きをしているとの声もある。
「おばさんがみんな、厚かましい性格ではない。慎ましやかな人もいるのに、強烈な個性の人が悪目立ちしているだけ」(40代・女性)
あの女優を例に出し、年を取っても「おばさんではない女性」もいると主張する人も。
「おばさんは概念だから、美しい人や上品な人は含まれない。石田ゆり子のことを、おばさんなんて呼ばないでしょ? 私もあんな感じに、年を重ねられるといいけど…」(30代・女性)
おばさんという言葉はマイナスなイメージに聞こえるが、年を重ねたからこそ備わる魅力がたくさんある。そんな、いい年の取り方をしたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,349名 (有効回答数)