マッサージ店から美容師まで 夜の仕事以外での色恋営業体験談
色恋営業が行われるのは、夜の世界だけではない。
色恋営業とは恋愛感情があるような素振りを見せて、相手の気を引く行為だ。主に夜の仕事で使われるテクニックだが、中には一般的な営業にも取り入れている人がいる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査を実施。「夜の仕事以外で、色恋営業をされたことがある」と答えた人は、全体で11.4%と割合は少ない。
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■女性を武器にする人は現代にも…
年代別では、どの世代でも男性が多い。
ジェンダーフリーの概念が広がる現代でも、女性を武器にして生きる人はいる。
「知り合いの男性が保険外交員の女性にその気になり、契約してしまったと言っていた。体を使うわけではないけど、自分に興味を持っているような態度を取るらしい。ちょっと、勘違いも入っている気がするけど…」(40代・女性)
孤独な男性にとっては、少し気にかけてくれるだけでも嬉しいのだろう。
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■セクハラになりかねない行為も
女性に色恋営業を仕掛ける男性は、どのようなところにいるのだろうか。
「友達が、通っている美容院の美容師さんと連絡先を交換し、プライベートでもやり取りをする仲に。私は美容師と個人的な交流まで発展したケースがないので、最初聞いたときにはかなり不思議に思った」(20代・女性)
また、セクハラにもなりかねない方法で、気持ちを自分に向けるケースまで。
「最初は、施術目的で通っていたマッサージ店。その中でも一番イケメンの店員さんが、うつ伏せの私の背中に顔を乗せてくるなど、かなり体を張った営業をしてきて…。すっかりハマってしまい、さらに値段が高いコースでしばらく通っていた」(40代・女性)
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■女性に免疫のない男性が売りつけられまくり
恋愛体質の人は、そうでない人よりも圧倒的に色恋営業をされている。
恋愛をほのめかすような態度をされてしまうと、すぐに落ちてしまうのが一因だろう。
「前の会社にまったく女性慣れしていないけど、彼女が欲しくて仕方がない男性がいた。そんなだから、英会話や絵画などあらゆるものを女性から売りつけられまくり。
最終的には先輩が何気なく連れていった風俗にのめり込んでしまい、収入を超えた遊びをして貯金もなくなったそう」(30代・女性)
本来の営業で重要なのは、商品やサービスの魅力をアピールすること。それでは勝負にならない人や、さらに成績を上げたい人が、色恋営業に手を出すのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)