油断しないで! 身近に起こりうる「特殊詐欺」の実態と対策

近年その巧妙な手口で被害者が続出している「特殊詐欺」は、日頃の対策が重要。

2018/02/21 08:30

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(bee32/iStock/Thinkstock)

いつ、誰の身に起こるかわからない「特殊詐欺」。警視庁が8日に発表したまとめによると、去年の特殊詐欺の認知数は1万8,201件と前年比で約3割増、7年連続で増加しているという。



 

■「キャッシュカード受け取り型」詐欺が急増

警視庁のホームページによると、特殊詐欺とは「不特定多数の人に対し直接会うことなく、電話やメールなどを使って行う」詐欺のこと。

詐欺と聞くと、なんとなく「老人が被害に合いそう…」なイメージがあるが、誰もが被害者になる可能性がある。

「有料サイトの利用料が未納です。早急に支払いをお願いします」などといった架空請求詐欺は、前年に比べ1.5倍に増加。

他にも、最近増えているのが警察官や金融機関の職員になりすまし、キャッシュカードを騙し取る手口だ。被害は、前年の4倍に急増。

こうした被害に対し、警視庁では連絡は信じず、発信元を確認したり、折り返し連絡はしないように注意を呼びかけている。


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■その人、本当に本人? 知人?

詐欺の「情報源」になりがちなのが、卒業名簿やハローページ。オレオレ詐欺だけではなく「〇〇中学校で息子さんと同級生だった、××です」と、知人を装って電話をかけてくるケースもある。

そんな犯罪に対してネットでは「知らない番号からの電話には一切でない」「合言葉を決めておく」など、簡単にできる被害対策の例があがっている。

https://twitter.com/over20isBBA/status/963705396949958658

https://twitter.com/guzmansuguru/status/956997916425519104


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■常に心構えを!

しらべぇ編集部が、全国の20代〜60代の男女1,400名に「詐欺」について調査したところ、なんと全体の21.9%の人が「詐欺にあったことがある」と回答。「詐欺なんて、自分には関係ないこと」とは言えない割合になっているのだ。

いつ被害者になるか分からない、特殊詐欺。遠方に住む両親に定期的に連絡するなど、ちょっとした心づかいも詐欺対策になりそうだ。「明日は我が身」と思い、意識しておくことが大切だろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年1月20日〜2017年1月22日
対象:全国の20代〜60代の男女1,400名(有効回答数)

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