美容院・理髪店で「髪を切ってもらっている間のスマホ」 男性に少ない理由とは
雑誌の休刊が続く中、美容院での過ごし方にも変化があるのだろうか。
美容院で施術中に見るものといえば、雑誌と決まっていた。しかしスマホが普及した現在、美容院で変化は起こっているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代スマホ利用者の男女890名に「美容院の利用について」の調査を実施。
「美容院・理髪店の施術中は、スマホを見るほうだ」と答えた人は、14.0%。意外にも、美容院でスマホを使う人は少ないのだ。
■20代女性が美容院でスマホを見る理由
性年代別では、20代女性が圧倒的に多い割合である。
若い女性が美容院を利用すると、それなりに時間がかかる。
「パーマやカラーは、待ち時間が長い。その間に、よくスマホを見ている。雑誌よりも、自分の好きなものを見られるのがいい」(20代・女性)
また一昔前には、雑誌の切り抜きを持って美容院に行く人が多くいた。しかし現在は、その役割もスマホが担っている。
「やりたい髪型はスマホの画像を見せて、伝えることが多い。その後、スマホが手元に残るので、なんとなく見る感じ」(20代・女性)
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■1,000円カットではスマホを見る時間なし
どの年代でも、女性よりも男性が少ないのも特徴的だ。ハードなスマホユーザーがいる20代から30代でも、男性は2割にも満たないのだ。
「あまりおしゃれには気を遣わないタイプなので、1,000円カットを利用している。施術が早いから、スマホをゆっくり見る時間なんてない」(20代・男性)
こんなところからも、男女間での美意識の違いが垣間見える。
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■美容院でスマホはまだまだ少数派
中毒と言われるほどスマホに夢中になる人たちが増えているのに、美容院でスマホを触る人は少数派なのは不思議だ。
「いつもスマホはバッグに入れているので、荷物を預けると手元になくて…。施術中にはいつも『スマホ持ってくればよかったな』と思いながら、雑誌を読んでいる」(20代・女性)
また、雑誌を読むことを楽しみにしている人も。
「普段、ほとんど雑誌は買わないので、美容院では意識的に女性誌を読むようにしている。こんな機会でないと、読むことがなくなってしまった」(30代・女性)
スマホに夢中になりすぎると、施術の邪魔になってしまうこともある。そこだけは、注意をしたいところだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代スマホ利用者の男女890名 (有効回答数)