「お嫁に行き遅れますよ!」 雛人形をすぐ片付けるのは…
「雛人形を片付けないと、婚期が遅れる」…それって本当?
「雛人形を早くしまわないと嫁に行き遅れる」なんて言葉があるが、ついつい先送りにしてしまいがちな片付け。
そんな「雛人形の片付け」、きちんとすぐに行なっている家庭はどれくらいあるのだろうか。
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■半数は「すぐにしまう」派
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の女性668名を対象に「雛人形の片付け」について調査したところ、全体の44.0%は「すぐにしまっていた」と回答。
年代別で見てみても、特に大きな差はない。
「雛祭りが終わった週末が、お片づけの日。小さい頃は『もっと飾っておきたい!』なんてわがまま言ったりしましたが、1ヶ月弱しか見れないからこそ、素敵だったのかも」(30代・女性)
「いつも、4日には祖母が片付け始めてました。『季節物を、いつまでも飾っておくなんてだらしない!』って。天気が悪くて遅れることはあっても、1週間以内には終わってましたね」(40代・女性)
「婚期が遅れるって聞いて、すぐにしまうようになりました」(20代・女性)
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■意外に当たってる?
では、「雛人形を早くしまわないと嫁に行き遅れる」は正しいのだろうか。既婚者・未婚者で比較してみると…
既婚者のほうが7.3ポイント、「すぐにしまう」派が多いのだ。
もともと、「早くしまわないと〜」の理由として
・雛人形には「人形が身代わりになり、子供に災いが降りかからないように」という意味があるため、厄払いとして、早くしまうべき
・面倒な片付けを先送りにしているようでは、いいお嫁さん、女性になれない
などが言われている。迷信だとは言われているが、意外に当たっているのかも…。
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■片付けは「2週間以内」が目安
もちろん、雛人形を片付けるのには、まとまった時間も乾燥したいいお天気も必要。「今週末しまおう」と思っていても、雨が降ってしまったらカビを防ぐために延期せざるをえない。
節句=季節の変わり目のため、基本的には早めにしまったほうがいいが、だいたい2週間以内を目処にしまうのがよいと言われている。
子供への想いが、たくさん詰まった雛人形。「早くしまわなきゃ!」と雑に扱ったりせず、片付けまでしっかり丁寧に行なうことで、より素敵な女性に近づけるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の女性688名(有効回答数)