数値は計測不能! 『鉄腕DASH』で判明した「新宿の雨水の酸性度」が話題に

「新宿DASH」では雨水を利用して屋上にため池をつくろうとしていたが…

2018/03/05 06:00

雨
(RomoloTavani/istock/Thinkstock)

4日放送の『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)は「新宿DASH」。城島茂と国分太一が水のろ過システムを完成させ、その効果を確認する様子が放送された。



 

■ろ過システムを完成させ水をチェックすると…

ろ過システムを完成させた2人は、雨を待つことに。晴天が続いたが、ようやく2月22日に雨となり、その効果を確認する。

樽から出された水は美しく、城島は「これくらいきれいだったら生き物も…」と期待を寄せる。ところが、そんな2人に懸念が。水が強い酸性の場合、生き物が住めないというのだ。

そこで城島が、神田の古本屋街で見つけたという「井戸水検査キット」を取り出し、さっそく検査を実施することに。


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■計測不能なほどの酸性に

チューブに水を入れ、検査薬と混ぜてみると、色はみるみるうちに赤に。一番濃いpH5を示すオレンジを振り切り、計測不能を表す色だ。

番組ナレーションによると、自動車の排気ガスや工場の煙に含まれる硫黄成分が雲に溶け込み、強い酸性の雨水となっているのだという。

さらに銅像や大理石が溶けるなどの被害が出ている様子も放送。この水では生物を呼びよせることはできないため、城島と国分は酸性の成分をろ過する方法を考えることに。

そして2人は群馬県草津町へ。酸性で「死の川」といわれた吾妻川を再生したという工場を訪れ、ろ過の様子を見学しようとする様子が流れたところで、番組は終了した。

おそらく、今後このノウハウを新宿ベース基地に応用するものと思われる。


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■計測不能の酸性雨に驚き

新宿の雨水が検査キットで計測不能となるほど酸性だったことに、ネット民から驚きの声が。


強い酸性雨が人体に急激な悪影響を及ぼすわけではないと考えられているが、今回の放送はかなり衝撃的だっただけに、「少しの雨でも傘をさす」「濡れないようにする」などの対策が必要だと感じた人も多かったよう。

普段何気なく生活しているなかにも、環境破壊が進んでいる現状を、TOKIOと『ザ!鉄腕!DASH!!』が示してくれた。

現代に生きる我々は、今一度生活と環境について考える必要があるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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