月海奪還の『海月姫』 瀬戸康史「恋人だよ」工藤阿須加の横取りハグに悲鳴

尼~ずの月海を思う健気ながんばりに、グッときた人たちも…

2018/03/13 14:00

天水館を守るため、たった一人で月海(芳根京子)がカイ・フィッシュ(賀来賢人)の元へ行ってしまったことから、急展開を見せた『海月姫』(フジテレビ系)。

12日夜9時より、最終回直前の第9話が放送された。

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■月海奪還のために

賀来賢人
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

「ジェリーフィッシュ」の服を着た蔵之介(瀬戸康史)や尼~ずたちが、必死に呼びかける姿を観た月海(芳根京子)は、仲間の気持ちが伝わり号泣する。カイ・フィッシュ(賀来賢人)は、戻りたければ出て行っていいと告げるが、天水館は取り戻せなくなると言い、月海はカイに従うしかない。

天水館に戻り、気持ちが届いたか話し合う尼~ずだが、月海がデザイナーとして認められたのだという考えも捨てきれずにいた。それに対し修(工藤阿須加)は、天水館でみんなと一緒にいたいというのが、月海の本当の願いだと話す。

カイへの忠誠として、白いシャツに着替えさせられた月海は、CUBEでドレスのデザインを酷評される。カイに必要なのは利益になるデザインで、月海のデザインはゴミにすぎないと。みんなの想いの詰まったドレスをゴミ扱いされ、訂正しろと憤る月海をファヨン(伊藤ゆみ)が連れ出した。ファヨンは売れ残った服が大量に置かれた倉庫を月海に見せ、全て燃やすのだと教えられるが、月海には理解できない。

一方、尼〜ずは月海を取り戻せば、天水館がなくなる現実を受けとめながらも、「月海がいてこその尼~ず」と決意を固める。そこでジジ様(木南晴夏)は、月海が戻って来た時のため自立しなければならないと説き、仕事探しを勧める。

瀬戸康史,工藤阿須加,要潤,浜野謙太
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

蔵之介と修が、月海を探す方法を花森(要潤)と杉本(浜野謙太)に相談すると、カイの会社が行なうモデルオーディションに潜入して、月海の居場所を探るよう提案される。

瀬戸康史,泉里香,安井順平
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

蔵之介がオーディションを受けていると、稲荷翔子(泉里香)と佐々木公平(安井順平)が現れる。万が一に備えて、修に頼まれたというのだ。狙い通り合格し、スタッフからカイのいるホテルを聞き出した蔵之介だが、そこにはファヨンが待ち構えていて月海はここにはいないと言う。

月海との関係を問われ、「恋人だ」と告げる蔵之介。ファヨンの表情で、カイへの想いに気づいた蔵之介は、そのことを指摘して月海の居場所を探ろうとする。

月海に執着するカイに、ファヨンは「彼女のデザインは、会社のビジネスモデルに合わない」と詰め寄る。しかし、カイは「ミス月海となら、この世界を変えられる」と言い、ファヨンは複雑な気持ちに。

尼~ずは慣れない仕事に苦戦するも、月海のためにがんばっていた。その頃、月海はファヨンにカタログを渡され、デザインを考えるように言われる。戸惑う月海だが、話しているうちに尼~ずのみんなを思い出し、イメージが膨らみ始めた。

瀬戸康史,富山えり子
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

パスポートが出来上がる日に気づいた蔵之介は、パスポートセンターを張り込む作戦に。尼~ず、修、花森、稲荷、佐々木も参加し、手分けして都内のパスポートセンターで待ち構える。

要潤,松井玲奈
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

だが、ばんばさん(松井玲奈)と花森のチームが人違いしている間に、月海はパスポートを受け取り空港へ向かってしまう。

芳根京子
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

月海が子供にクラゲの絵を描いてあげて話したことから、成田へ向かったとわかった。

みんなが空港へと向かおうとする中、渋滞で間に合わないと花森があきらめた時、ばんばさんが目を露わにしてナビを見つめ、蔵之介にフライトに間に合う乗り継ぎ方法を指示する。

工藤阿須加,安井順平
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

行き合った急病人をタクシーに乗せて佐々木に託し、修も急いで成田へ。

瀬戸康史,富山えり子
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

千絵子(富山えり子)に先に行くよう言われ、ダッシュする蔵之介。成田に着き、空港スタッフに詰め寄るが、すでに月海は搭乗していた。「ダメだった…ごめん」と落ち込む蔵之介に、言葉の出ない修――そこへ月海の声がし、二人に呼びかける。月海の様子を見たファヨンが、「あなたは、我々に消費されるべき人間ではありません」と言い、解放してくれたのだ。

蔵之介が近寄ろうとしたその時、修が月海を抱きしめる。幸せそうな二人をただ、見つめるしかない蔵之介――。

瀬戸康史,芳根京子,工藤阿須加,松井玲奈,富山えり子,内田理央,木南晴夏
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

その夜、天水館では月海奪還のお祝いに蔵之介と修も参加し、「尼~ず鍋」が開催された。そこで出された高級牛肉からみんなが、天水館がなくなる覚悟で準備していたことを知り、嬉し泣きする月海。追い出される前に、天水館から出て行くことを決めた尼~ずたちと、最後の晩餐を楽しむ。

盛り上がって疲れた尼~ずが寝てしまい、蔵之介が「お前、まさかここで!?」と驚く中、クラゲの指輪を月海の指にはめた修は、改めて「月海さん、僕と、結婚してください」とプロボーズした。

富山えり子,木南晴夏,内田理央,松井玲奈,芳根京子
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

翌日、尼~ずは目白先生に出て行くことを告げ、「さよなら…尼~ず」のご託宣を受けて、天水館をそろって後にするのだった。


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■花森さんとすぎもっちゃん

要潤,浜野謙太
(画像提供:(C)フジテレビ『海月姫』

月海の行方を探すため、蔵之介と修が再び花森さんを頼ったことで、第3話にも登場した探偵のすぎもっちゃんが再登場!

https://twitter.com/sssya_ing/status/973169336834670593

それぞれ単体でも強いキャラの二人が揃うと、おもしろさが二倍ではなく二乗な勢いに。

作戦会議の緊張感は、全くない。

今回も短い出演シーンだったが、確実に爪痕を残したハマケンがさすがすぎるし、この二人のやり取りは、もっと観たくなる中毒性がすごい。

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■稲荷と佐々木コンビが完全に
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