肌が衰える世代なのに 定期的にパックをする女性は中高年層でわずか
肌のトラブルを抱える世代のほうが、パックをしていないのだ。
肌がいつもよりも疲れていると思うときには、特別なスキンケアをする人も多い。その王道といえるのが、フェイスパックである。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。
「定期的に顔のパックをする」と答えた人は、全体で15.0%とわずかであった。スキンケアの中でも、パックまでする人は少ないのだ。
■20代女性でもわずか3割のパック率
性年代別では、やはりどの年代でも女性が多くなっている。スキンケアの習慣があるのはほとんどが女性なので、この結果には納得がいく。しかし女性でも、全体的に少ない割合なのが印象的だ。一番多い20代でも、3割程度しかいない。
「私は結構美容オタクだからパックもよくするけど、友達にはあまりしない子も多い。なにもしなくてもきれいだからって、油断してるみたい」(20代・女性)
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■加齢が進むほどパックをしない
加齢と共に、シワやシワなどの肌トラブルに悩まされる。しかし顔のパックをする女性が、年代が上がるほど減るのは不思議な話だ。
「パックのように特別なことを1日やったくらいで、長年の蓄積で衰えた肌は戻らない。それならば、毎日のケアのほうに時間とお金をかけたほうがいい」(40代・女性)
きちんと自分の肌のことを考えている人がいる一方で、すでに諦めてしまっているパターンも。
「なにをしてももう無駄だと思うので、ありのままを受け入れている」(50代・女性)
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■男性もスキンケアをする時代
専業主婦よりも学生のほうが多いのも、興味深い結果である。
学生の中には、男性でも美容意識が高い人もいるのだ。
「顔の乾燥が気になっていた時期に、前の彼女が化粧水と乳液を勧めてくれた。最近は男性用のスキンケア用品も増えてきたから、いろいろと試しているところ。たまにパックすると、肌がしっとりするのが楽しい」(20代・男性)
若い女性は、男性のスキンケアに肯定的だ。
「性別の差はあっても、同じ肌だから。女性はお金をかけて、男性は放置でも大丈夫なのはおかしい。最低限のケアくらいは、したほうがいいんじゃないかなと思う」(20代・女性)
パックをしたまま時間を置くのは、少し面倒なところもある。その辺りも、パックをしない理由なのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)