「不条理な死」に勝利し赦される「クソ素晴らしい」結末 『アンナチュラル』に喝采

「赤い金魚事件」の全貌が明らかに…! 勝利と平穏をつかみ取るラストに、インターネット上では「クソ素晴らしい」と絶賛の声があがる

2018/03/17 14:00


 

■「あなたは生きて下さい」恋人との死別から赦された中堂

裁判の後、中堂は夕希子の父に彼女が描きかけた2作目の絵本『ピンクのカバ』のイラストを「遺品です」と言って手渡す。

すると、それを見た夕希子の父は…

「最後の電話で夕希子が言ってました。『今度の絵本は、2匹のカバが一緒に旅をする話』だと。夕希子の旅は終わったけど、あなたは生きて下さい」


と、夕希子の遺品を中堂に託した。

やがて、中堂と折り合いが悪く別の大学病院へ移っていた、中堂班の臨床検査技師・坂本がUDIに戻り、正式に「法医学者」を志すと決めた久部も、新人アルバイトとしてUDIに再雇用されることに。

UDIラボが平穏を取り戻すかたちで、同作は大団円のラストを迎えた。


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■「伏線オブ伏線」大団円ラストに喝采

苦しみ続けていた中堂に光が指し、最後までミコトは「不条理な死」に屈しなかった。離れ離れになった仲間たちも戻るとちう大団円の結末に、Twitter上では喝采があがっている。

https://twitter.com/kokana0620/status/974666145100791808

https://twitter.com/currymorimori/status/974676430700273667

同作の内容を称賛する声と共に、「続編」や「映画化」を切望する声も相次ぐ。


 

■「法医学者を働かせる場所がない」脚本家・野木氏のメッセージ

最終回放送後、同作の脚本を手掛けた野木氏はTwitterにて、視聴者へ向けたメッセージをツイートしている。

同作で舞台となった「不自然死究明研究所(UDIラボ)」は、架空の機関。野木氏は、同作を通じて描いた「日本の解剖率の低迷」問題の根源として、「法医学者が少ない」こと以上に「法医学者を働かせる場所がない」ことについても訴えた。

第1話から「鳥肌がヤバい」という声が絶えなかった同作。「赤い金魚事件」が無事解決したことは喜ばしいが、終わってしまうことに寂しさを感じてしまう。再び集結したUDIメンバーによる「続編」にぜひとも期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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