生みの親と育ての親、どちらの幸せを選ぶ? 『もみ消して冬』最終回

生みの親の元での生活に幸せを感じている秀作(山田涼介)。このまま北沢家には戻らないのだろうか。

2018/03/17 11:30

山田涼介・波瑠
『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』

『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』(日本テレビ系)の最終回が、今夜22時から放送される。

主人公である3兄弟の末っ子、北沢秀作(山田涼介)が実の息子ではなかったと判明した衝撃の第9話をおさらいしつつ、今夜放送の第10話のあらすじを見ていこう。



 

■実の息子じゃなかったことが判明 

秀作は吉田邦夫(加藤諒)と出会う。彼が言うには秀作と小さい頃に病院で取り違えられたらしく、邦夫が持っているDNA鑑定の結果を見ると、確かに父の泰蔵(中村梅雀)と血が繋がっているらしい。

秀作が邦夫に会ったことを家族に伝えると、泰蔵は取り違えを認める。さらにその事実を知らなかった姉の知晶(波瑠)と博文(小澤征悦)は、どうして秀作に冷たくしてしまうのか納得したと言う始末。

成り行きで1週間入れ替わって生活することになったふたり。最初は渋っていた秀作だが、事あるごとに「ありがとう」と感謝される吉田家での生活に幸せを感じるように。一方、邦夫も贅沢な北沢家での生活を楽しんでいるようだった。

そんなある日、北沢家にもみ消しが必要な事件が起きる。邦夫にその対応が振られるが、対処できずに秀作に依頼し毛解決してもらう。邦夫は手柄を褒められるが、知晶は「秀作がやったんでしょ?」と邦夫を問い詰めることに。

さらに1週間たっても秀作が戻ってこないことに疑問を持った知晶は、秀作の同僚の尾関(小瀧望)に説得して連れて帰ってくるよう依頼する。そこで尾関が吉田家を訪れ秀作と話すも、すっかり今の生活に満足しており説得は失敗。尾関は知晶の元へ行き、秀作はもう戻ってこないと伝えるのだった。


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■庶民モードの秀作がかわいすぎる

吉田家での入れ替わり生活にすっかり馴染んでしまった秀作。こたつに入り、ちゃんちゃんこを着て、前髪をゴムでちょんまげにして漫画を読む姿に、視聴者から「かわいい」の声が続出している。

これまで見せていた姿とのギャップにやられてしまったようだ。この姿の秀作はラストに少し映っただけだったため、もっと見たい! と思ったファンも多そう。


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■最終話あらすじ 北沢家に最後の大事件!?

第9話の内容を振り返ったところで、最終回のあらすじを公式サイトからチェックしてみよう。

秀作と吉田邦夫の入れ替わり生活は続き、北沢家では邦夫が幸運の使者のごとく、続けていいニュースが舞い込む。


一方、秀作も些細な事で感謝を口にしてくれる吉田家で、パティシエになる将来も見据え、幸せをかみしめていた。二人はこのままでいようと意見が一致、泰蔵も戸籍を入れ替える準備を考え始める。納得できない尾関は、秀作を説得するが、しょせん知晶へのポイント稼ぎのためだと相手にされない。


そんな中、またもや北沢家にもみ消しが必要な事件が起こる。楠木(千葉雄大)からそのことを知らされた秀作は、もう北沢家の人間ではないからと聞き流すが、あることに気づき…。


“キタザワズ・プライド”にかけて立ち上がる秀作。しかしそこには北沢家の運命と未来を変える衝撃の展開が待っていた―。


予告映像やweb限定オリジナル動画によると、「密会写真を撮られた」「立てこもり」など不穏なキーワードが並ぶが、北沢家はどうなってしまうのか。そして、秀作はこのまま、吉田家の人間として生きていくのだろうか。

どのような結末であれ、最終回では秀作に幸せになってほしいものだ。

《これまでに放送された『もみ消して冬』記事はこちら

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(文/しらべぇ編集部・菜箸ヨーコ イラスト/ミキシマ

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