正しく使えてる? 「マスクをしてもダメ!」と嘆く花粉症患者たち
辛すぎる花粉症…マスクレベルじゃ抑えられん! と嘆く人も。
やっと寒さがおさまった…と思った瞬間に、猛威をふるい出す嫌なやつ、花粉。この世からスギもヒノキもブタクサもなくなってしまえ! と願う人は少なくないはず。
■花粉つらすぎ…
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,357名を対象に花粉症について調査したところ、「花粉症の自覚がある」人は、全体の37.6%。
全国で3人に1人は、花粉と戦っているのだ。
「鼻はズルズル、目は真っ赤。花粉がすごい日は、顔全体が腫れたように赤くなることも。アレルギー用の肌に優しい化粧品を使うようにしていますが、本当はメイクしたくないくらい」(30代・女性)
「ついにデビューしてしまいました、花粉症。みんなから『ようこそ』って言われて笑っちゃった。いや、症状は笑えないんだけど」(20代・男性)
「この時期だけは、街中のティッシュ配りが神に見える」(40代・男性)
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■マスクじゃどうにもならない…
その中でも、「マスクで対応できないくらい」症状が重いと答えたのは、36.3%。年齢別で見てみると、30代だけがダントツに多いのだ。
「病院に行く暇もお金もない。だからマスクでしのぐんだけど…無理」(30代・女性)
「営業なので、一番花粉が飛んでる時間に外回り。薬飲むと眠くなっちゃうんで、頼れるのは移動中はマスクのみ。やっぱり、訪問先でくしゃみが止まらなくなることも」(30代・男性)
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■正しくマスク、つけてる?
そもそも、マスクのつけ方を間違っていれば、効果も出ない。
・つける前に手を清潔にする
・プリーツ(ひだ)を上下に伸ばし、完全にマスクを広げる
・ノーズフィット(針金部分)を、自分の鼻の形に整える
・顎の下まで伸ばし、耳にゴムをかける
鼻の部分や横に隙間が開いていると、そこから花粉は入り放題。正しい使い方、そして自分の顔のサイズに合ったものを選ぶことが大切なんだとか。
花粉に負けずに春を楽しむためにも、まずはマスクのつけ方から確認してみては。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)