マナー違反? 文化? 食事中にテレビを観る人の割合が驚愕の結果に…
マナー違反とも言われる食事中のテレビだが、各家庭の実態は…
テレビを観ながら食事する行為は、行儀が悪いとの意見もある。ただ、食事を囲みながら、家族でテレビを観た記憶がある人も多いはずだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の家にテレビがある男女1,227名に「テレビの視聴について」の調査を実施。
「テレビを観ながら食事をするほうだ」と答えた人は、全体で71.3%と高い結果である。
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■親世代のほうがテレビに夢中
年代や性別で、大きな差は見られない。
若者のテレビ離れが叫ばれているが、20代でも多くの人が食事中にテレビを観ているのだ。
「むしろ食事中くらいしか、テレビは観ない。食事中にテレビがついてないと、静かすぎて落ち着かないと親が言うから…」(20代・男性)
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■食事中のテレビは日本の文化
ゴールデンタイムは、食事時間と見事に重なる。食事中にテレビを観るのは、文化ともいえるのかもしれない。
「小さい頃からずっと、テレビを観ながら食事をしていた。当時はそれが当然の光景だったし、行儀が悪いと言われ出したのは最近のことじゃないのかな?
テレビの内容が会話の糸口になることもあるので、悪いことばかりではないと思う」(40代・女性)
現在では、子供よりも親世代がテレビに夢中になるのだ。
「スマホを観ながら食事をしているのを、母に注意された。ただ母もテレビに夢中になって、食事を放置しているときがある。ものが違うだけで、同じ『ながら食べ』なのに…」(20代・女性)
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■テレビの影響は今でも大きい
首都圏と九州・沖縄地方を比べても、大きな差はない。
首都圏は娯楽が多いが、だからといってテレビを観る人が減るわけでもないのだ。
「知り合いがちょっとテレビに出ただけで、かなりの反響があった。ネットで話題になってもその業界の人からしか注目をされないけど、テレビはお茶の間に拡散されるのが大きい」(30代・男性)
人間にとって欠かせない食事時間に、当然のようにあるテレビ。まだまだ影響力が強いのは、確かのようだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のテレビがある男女1,227名 (有効回答数)