ついつい先延ばし…やるべきこと多すぎで「追いついてない」人も

先延ばしにして、どうにかなるわけじゃないけど、ギリギリまでがんばれない

2018/03/22 06:30

(maroke/iStock/Thinkstock)

面倒だったり、やる気が出なかったり…やらなきゃいけないことがあっても、ついギリギリまでやらない人は多い。

しかし、どれくらいの人がそうなのか?

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,358名を対象に「やるべきことを先延ばしする」人について、6段階での意識調査を実施した。


 

■女子の割合がかなり…

全体では「よくする」12.2%、「まあまあする」19.2%、「たまにする」32.2%で、「やるべきことを先延ばししがち」な人は63.5%。

一方、「あまりしない」17.4%、「ほとんどしない」7.4%、「しない」11.6%で「サクサク片付ける」派は36.5%と、4割を切る。

なんだかんだ「先延ばし」派が多数派なのだ。

男女別に見ると

「やるべきことを先延ばししがち」の割合は、男性59.4%に対し、女性は67.7%で女性が8ポイント以上高い。

さらに性別・年代別データを見てみると、

全体的に高いのだが、20代30代女性は7割超え。

ちなみに、頻繁に先延ばしをしているという「よくする」の回答もこの層が高く、いずれも2割前後となっている。若い女性ほど、ダラダラしてしまう傾向のようだ。


関連記事:仕事のためなら我慢する人が最も多いのは20代男性 「立場が弱いので…」

 

■やるべきことが多すぎな人も

実際に「先延ばししがち」という人に話を聞いた。

「仕事に家事に育児――これだけやっていると、どれもこれも片付かないですよねぇ。夫や職場の人も含めて、周囲には協力してもらっているほうだと思いますが、いつも何か先延ばしになっている状態で、それがエンドレスに。


もうこれって、先延ばしにしているというより、『追いついてない』って言うべきなのかも?(笑)


いろんなことが早く片付けられて、余裕ができれば一番いいけど、少なくとも今は『先延ばしできることは、先延ばしにしないと、どうにもならない』って面もあるので、あまり罪悪感は持たないようにしています」(30代・女性)


「基本的に締め切りギリギリまで、がんばれないし、ルーズな性格だと思います。夏休みの宿題とか、ギリギリまで引っ張りすぎて、間に合ってなかったですね。今はさすがに仕事とか、『結局、間に合ってない』なんてことになると、マズイ場面が多いので辻褄は合わせますけど。


とはいえ、仕事だと後から追加の条件が出てきたり、変更希望が出たりもするから、早めに手を付けると、やり直しになることもあるかないですか。だから、それはそれで効率的かな…って。


でも仲のいい先輩からは、『そういうクセを付けたままだと、そのうち大きな失敗するぞ』と言われているので、そろそろ先延ばし体質からは卒業しようと考えているところです」(20代・男性)


忙しすぎて「先延ばしせざるを得ない」なら仕方ないが、ある程度の余裕を作っておかないと、急なトラブルなどに対処できなくなるケースもある。なかなかやる気が出なくても、ちょっと早めにがんばったほうがよさそうだ。

・合わせて読みたい→

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1358名 (有効回答数)

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