なぜか話題になっていない北海道の人気回転寿司 『とっぴー』が東京進出
北海道の回転寿司ファン必見! とっぴーがビーナスフォートに出店したぞ
『根室花まる』や『トリトン』など、北海道の回転寿司が東京に進出すると、そのクオリティの高さから話題になることが多い。
だが、3月17日に東京・お台場の商業施設『ビーナスフォート』にオープンした、花まるやトリトンに負けない人気を持つ回転寿司『とっぴー』については、あまり話題になっていないようだ。
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■客数は驚くほど少ない
とっぴーには面白いメニューもたくさんあり、ココが一番美味しいと言うファンも少なくないのだが…。
実際に店舗へ行ってみると、ランチタイムなのにすぐ入店できるほど客数は少なく、常時行列のできている池袋東武のトリトンなどとくらべると、地味な印象。
入店後は客数もだけど、寿司の味も大丈夫かな…と心配になるレベルだったが、寿司を注文してその印象はガラッと変わった。
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■にぎりはどれも安くて絶品
北海道回転寿司の定番・サーモンは180円とリーズナブルな価格なのに、大切りで脂ののりもほどよく、なかなかウマい。
北寄貝も肉厚で、380円とは思えないクオリティ。ほかの寿司屋なら倍の値段はするだろう。
旬の魚3貫盛りは、きんきなど北海道の地魚や鯛を使用。どれも白身の弾力がありつつも、しっかりと脂がのっている。
変わり種のモッツァレラチーズを使用したにぎりは、クセのないミルキーなチーズが意外に酢飯とマッチする衝撃的な美味しさ。
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■軍艦・巻物も高クオリティ
士幌牛の生ハムを使った軍艦は、180円とリーズナブルながら具がたっぷりと入っており、満足感がある。
ジンギスカンの軍艦も180円とお得で、濃い味の羊肉と海苔の相性がバツグン。
北海道名産の山ワサビをたっぷり入れた鉄火巻きは、つーんとしたさわやかな辛味が鼻を抜ける、辛党にはたまらないもの。
最後に食べた無添加のうにをたっぷり使った海苔巻きは、960円となかなかいいお値段だが、苦味のない甘くとろけるウニを楽しむことができる。ただ、ちょっと海苔が多すぎて味がぼやけるかも。
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■話題になりづらいのは場所が原因かも?
寿司のクオリティはなぜ話題になっていないのか悩むぐらい高かったが、やはり場所的に平日はなかなか客が来づらいところのため、テレビなどで取り上げられるまで話題にはなりづらいのかもしれない。
ただ、客としては北海道の高クオリティな回転寿司を並ばずに味わえるので、嬉しいかぎり。おそらく行列ができるのも時間の問題なので、すいているうちに行くことをオススメするぞ。
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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男)