「筆が乗る」って表現古くない? 黒田勇樹が現代風にアレンジしてみた

「筆が進まない」「筆が乗ってくる」という表現について黒田勇樹が語ります。

コラム

2018/03/25 21:00

今月末からの出演舞台が終わると、すぐにまた作演出舞台の稽古に入る、俳優/ハイパーメディアフリーター黒田勇樹です。

なんの間違いか、売れっ子みたいなスケジュールですが、下半期はまだまだ空いているのでお仕事お待ちしてます。本当は、映画が撮りたいです。

このコラムは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べる「妄想的」な語源しらべぇです。


 

■「筆」という言葉

台本書きながらほかの仕事もこなしていたので、あちこちのクライアントへ進捗状況の報告をしなければいけない場面が多かったのですが…。

そこで気になったのが「筆が、進まない」「筆が、乗ってくる」と、いう表現。筆って! ペンで書いているならまだしも、実際に執筆する時に利用しているのは筆ではなくて、パソコンです!

TVのチャンネル操作が、ダイアルからリモコンへと変わり、現代っ子たちに「チャンネルを回す」という表現が通じなくなるように、「筆」という表現も、淘汰されていってしまうのではないでしょうか?


 

■現代の言葉に置き換えてみた

ということで、筆者なりに、現代版「筆が走る」を考えてみたので、ご報告します。

「タイピングが北斗百裂拳」


どうでしょう? かなりの速さでキーボードを打っている姿が想像できるのではないでしょうか? 問題があるとすれば「北斗の拳」側が、現代っ子に通じない可能性です。

また、「筆」が道具であるのに対し「タイピング」が動作である部分もいただけません。


■さらに現代風にすると…

筆に代わる道具を、キーボードとするなら、走るに変わる動作は…「踊る」でしょうか?

「キーボードが踊る」


かなりいい線、いってる気がします。踊るをもうちょっと現代風にして…

「筆がダンスダンスレボリューション」


は、どうでしょうか!? え? ダンスダンスレボリューションも、もう古い…?

どうやらまずは、筆者の知識のアップデートが先のようです。あ、「筆者」も「キーボーディスト」に変えなきゃか!?

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(文/ハイパーメディアフリーター・黒田 勇樹

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