仕事で失敗していないのに取引が激減…ツイてないと思う人たち
ツイてる人がうらやましい
運も実力のうちというが、ラッキーな時もあれば、「ツイてないなあ」と思う時もある。
また、周囲から見て「運がいい」と思う人もいれば、「あの人、ツイてない」と感じることも。
しらべぇ編集部では、全国の20～60代の男女1,358名を対象に「ツイてないと思うことがある」頻度について、6段階での意識調査を実施した。
画像をもっと見る■みんなツイてない？
全体では「よくある」13.3%、「まあまあある」16.4％、「たまにある」39.0％で、「ツイてないと思いがち」な人は7割に迫る68.7％。
一方、「あまりない」14.7％、「ほとんどない」5.7％、「ない」10.9％で「割とツイてる」派は31.3％。
かなり多くの人が、「ツイてない」と思うことがそこそこの頻度であるようだ。
男女別に見ると
「ツイてないと思いがち」の割合は、男性63.5％に対し、女性は73.9％で女性が10ポイント以上高い。
さらに性別・年代別データを見てみると、
全てが半数超えしている上に、女性はほぼ7～8割という高い水準になっている。
この「ツイてない」と思いがちなところが、女性が占いやパワースポット巡りなどに夢中になる要因なのかも。
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■失敗していないのに取引が激減
実際に「ツイてないと思うことがよくある」という人に話を聞いた。
「よく『持ってる』とか『持ってない』とか言うじゃないですか。そういう意味では、本当に『持ってない』タイプで、周囲にも『持ってないよな』と言われるし、自分でもそう思います。
昨年も仕事の体制変更の関係で、これまでに実績の比較的大きな取引先を引き継ぐことになり、その時はラッキーと思ったのですが、そこが外資系企業で担当してから半年後に本国の事業方針の変更で、日本での取引規模が激減して…。
こちらに落ち度はないので担当者からは謝られたし、上司にも『お前に責任はない』と言われましたけど、内心『こいつにツキがないから』と思われているんじゃないかと、不安に感じています」（30代・男性）
「周りには『普通だ』と言われますけど、自分ではツイてない人間だと思っています。一時は、他人をうらやみすぎなのかと考えたりもしたのですが、いろいろ考え合わせると、単純にツイてないとしか言いようがないことが多くて。
そのせいか風水とか、パワースポット、ラッキーアイテムなどが、どうしても気になってしまいます。ただ、それによってラッキーになれているわけじゃないので、意味ないですよね。（苦笑）
昔、初詣で大吉が出るまでおみくじを引こうとして、友達にドン引きされたこともあるし、もしかしたら気にし過ぎで、ツキが逃げているのかもしれません」（20代・女性）
ツイている時もあれば、ツイてない時もあって、人生のトータルではその辻褄が合うようになっている――と言う人もいる。今、ツイてないと思う人は、この先にいいことがあると信じてみては？
（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20代～60代の男女1358名 （有効回答数)
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