竹野内豊・上戸彩らが真相に迫るドラマ『ミッドナイト・ジャーナル』

7年前の事件の真実を追う新聞記者を竹野内豊・上戸彩が演じるヒューマンサスペンスドラマ

2018/03/29 06:30

明日30日夜9時より、ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』(テレビ東京系)が放送される。

原作は第38回吉川英治文学新人賞を受賞した、本城雅人『ミッドナイト・ジャーナル』(講談社文庫刊)。元新聞記者である著者が、新聞社のリアルな内幕を描いた社会派エンターテインメント作品だ。なお本城作品の映像化は、本作が初めてだという。


 

■豪華なキャスト陣

(画像提供:©テレビ東京『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』

物語の主人公、中央新聞・さいたま支局県警キャップである関口豪太郎を演じるのは、テレビ東京のドラマ初出演の竹野内豊。豪太郎に心を寄せ、共に連続誘拐殺人事件を追う女性遊軍記者・藤瀬祐里役を上戸彩が演じる。

また、豪太郎を取り巻く中央新聞の社員たちには、徳重聡、松尾諭、水沢エレナ、升毅、木下ほうか、小日向文世が出演。

そのほか、豪太郎の義理の母・西野佐恵役に朝加真由美、豪太郎が情報を得るために通い詰める埼玉県警の管理官・山上光顕役を松重豊――という豪華な布陣だ。

さらに、俳優・佐藤浩市の息子で映画『心が叫びたがってるんだ。』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に出演した、寛一郎が新人記者・岡田昇太役として豪太郎と共に奔走する。

寛一郎は今作がドラマ初出演で、この作品に対し「僕はドラマをやったことがないのですが、台本を読んで映画っぽい台本だなと思いました」と言い、「佐々部監督も映画の様に撮られていたので、ドラマという感覚はなかったですね」とコメントしているが、錚々たるキャストと原作のストーリーを考えれば、映画に引けを取らないクオリティに仕上がっているのは間違いなさそうだ。


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■7年前の大誤報と事件の真相

竹野内豊,上戸彩,寛一郎
(画像提供:©テレビ東京『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』

ドラマのイントロダクションを少しだけ、引用すると。

「被害者の女児は死亡」――中央新聞の記者・関口豪太郎(竹野内豊)と藤瀬祐里(上戸彩)は、世間を震撼させた連続誘拐殺人事件で世紀の大誤報を打ち、豪太郎は支社に左遷され、祐里は遊軍にされてしまった。


凶悪事件から7年。誤報の責任を負わされた豪太郎は、各地を転々としていた。今は須賀誠(升毅)らが在籍するさいたま支局で、「読者が望んでいるのは真実をより早く、正しく伝えること。それがジャーナルだ」という口癖で新人記者・岡田昇太(寛一郎)を叱責しながら、粛々と事件を追い続ける毎日だった。そんな折、女児が誘拐される事件が2件発生する。岡田の調べで判明したある事実に、豪太郎は7年前の連続誘拐殺人事件との関連性を疑う。


原作『ミッドナイト・ジャーナル』は、事件を追う記者が、真実を追求するだけでなく、そのプロセスには警察や関係者との駆け引き、ライバル記者と互いに牽制し合い、社内の人間関係の軋轢など、さまざまなリアルが描かれた作品だ。

さまざまな障壁の中で、真相に迫っていくもどかしさや緊迫感が充分に展開されていることは、短い予告映像からも伝わってくる。

7年前の事件は、まだ終わっていなかったのか? 豪太郎が辿り着く真実、そして多くの立ちはだかる壁を乗り越えて、その真実を「より早く、正しく伝える」ことができるのか――。

次々と明らかになる事件の新事実を前に、報道の現場で繰り広げられるヒューマンサスペンスに注目だ。

【テレビ東京 春の開局記念ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』】
放送日時:3月30日(金)夜9時より放送
放送局:テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送
出演:竹野内豊、上戸彩、寛一郎、徳重聡、松尾諭、水谷果穂、水沢エレナ、朝加真由美、升毅、木下ほうか、松重豊、小日向文世 ほか

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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