自炊しない派の男女差が顕著に 「チャーハンは入るの?」との疑問も
コンビニや外食があるので、自炊をしなくても食料にはありつける。
食は生きる上で、欠かせないもの。さまざまな調理法によって、食事は「楽しみ」の要素も大きくなっている。料理を作るのも、そのひとつに入るだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「今まで一度も自炊をしたことがない」と答えた人は、全体で9.8%とわずかである。多くの人が、作る楽しみを経験しているのだ。
■女性が料理をする理由
性年代別では、どの年代でも男性のほうが多くなっている。まだまだ、女性が家事の役割を担っているのもあるだろう。
「うちの母が『女の子は料理くらいできないと』って考えの人なので、小さい頃からキッチンで手伝いをしていた。考え方は古いかもしれないけど、自然に料理が好きになれたので感謝している」(30代・女性)
また女性のほうが、マメな性格の人が多いのも一因である。
「一人暮らしをするようになってから、だんだん料理を覚えていった感じ。やっぱり、栄養バランスをちゃんと考えた食事を摂りたいから」(20代・女性)
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■パスタやチャーハンは自炊か
一瞬たりとも、料理をしたことがない人もいる。たとえ一人暮らしをしても、そのスタンスは変わらないのだ。
「一人暮らしだけど、自炊なんてしようと思ったこともない。外食かコンビニばっかり」(20代・男性)
またどこからが自炊なのか、疑問を持つ人もいる。
「僕はパスタをゆでて、ペペロンチーノやカルボナーラくらいなら作る。あとは、チャーハンとか…。ただ煮物とかはできないから、自炊しないことになるのかな?」(30代・男性)
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■自炊をしなくても生きていける
自炊をしなくても、栄養バランスを考えた食事をすればいいとの意見もある。
「コンビニ弁当でも、きちんとバランスを考えて買えば問題ないと思う。一人分の料理って、食材をどうやって使い切るかで頭を悩ませるし。ただお店で売られているものになると、どうしても好きなものを買って栄養が偏ってしまうから…」(40代・女性)
安くて便利な外食がたくさんある現代では、自炊ができなくても生命の危機にさらされることはないのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)