吉田鋼太郎主演『東京センチメンタル』登場人物が全員「こじらせ」!?

いくつになっても恋をしたい…大人のラブストーリー

2018/03/30 06:30

(画像提供:©テレビ東京『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』

吉田鋼太郎が現代版「寅さん」ともいうべきキャラクター・久留里卓三を演じる『東京センチメンタル』(テレビ東京系)は、2014年年末のスペシャルドラマを皮切りに、2016年1月期の連ドラ放送を挟み、特別企画でシリーズを重ねている人気ドラマだ。

セクシーさがありながら、少年のようなかわいい表情も見せる久留里卓三が「オジ萌え」たちを惹きつけるだけでなく、登場人物たちが絶妙に「こじらせ」ているのも観ていて楽しい。

3月30日金曜深夜12時12分に放送される『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』を前に、久留里をはじめとする登場人物たちの魅力と、物語の見どころについてテレビ東京の阿部真士さんと祖父江里奈さんの両プロデューサーに話を聞いた。

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■料理教室で美貌の先生が

吉田鋼太郎,山田純大
(画像提供:©テレビ東京『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』

まず初めに『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』公式サイトのあらすじを見てみると。

東京・下町の和菓子屋「くるりや」三代目の久留里卓三(吉田鋼太郎)はバツ3独身56歳。惚れっぽく気ままな性格で、バイトのあかね(高畑充希)に日々叱られている。


それでも出会いを求めて御茶ノ水の料理教室に通い出した卓三は、美貌の先生・秋本楓(吉瀬美智子)に心を打ち抜かれる。生徒の一人の高木博(山田純大)と、楓の話で盛り上がる卓三に、「集中して下さい」と怒るイケメン生徒の増田慎之介(青柳翔)、そんな増田を遠くから見つめる藤井唯(阿部純子)。


さらに増田と楓の間には微妙な雰囲気が、、、――料理教室で交錯する人間関係が読み取れず卓三は困惑する。波乱含みの三角?四角?関係、一体どうなる!?


また、今回は卓三の昔なじみ・柴田幸吉(片桐仁)に、ハーフ系美女の彼女・カリナ(玉城ティナ)が登場するのも、かなりの見どころになりそうだ。


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■手を繋げれば、その先も…

吉田鋼太郎
(画像提供:©テレビ東京『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』

主人公の卓三は、老舗和菓子屋「くるりや」の店主。生まれも育ちも東京の和菓子職人で腕は一流。東京下町と酒をこよなく愛し、趣味は一眼レフカメラ。私生活では女性関係にだらしがなく、離婚歴がありバツ3。とにかく惚れやすく、恋愛中毒。

56歳という設定ながら、気になる女性の言動に一喜一憂し、盛り上がる様子はどこか中学生や高校生のように初々しい。

阿部さん:男はみんないくつになっても、そういう面があるんじゃないですかね。それにしても卓三はモテる――物語の中とはいえ、あれだけの美女たちが寄ってくるのは、うらやましいです。演じられている(吉田)鋼太郎さんもそうなのですが、卓三は誰にでも優しくて、そういうところがモテる秘訣なのかも。

そんな卓三にとって、「手を繋ぐ」というのが一大イベント。手を繋げればチューできるし、その先も…。手を繋ぐというのが重いし、壁なんですね。そこをクリアできれば「これはイケる!」という。

手を繋ぐってことは「生理的に嫌じゃない」ってことで、僕も女性と手を繋げれば、その先に「イケる!」と思うし、妻と「どこからが浮気のラインか?」という話し合いで、「手を繋いだら、浮気」という共通認識をしています。


世の女性たちがどう思うかは別として、「手を繋げた=かなり先までOK!」という前提から、劇中の卓三は手を繋げそうな場面であんなに盛り上がっているのか…と納得。

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■女性の夢を詰め込んだ楓
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