筋トレの習慣は必要な世代ほどなし モテ意識がなくなるのが一因か
ほどよいトレーニングが健康にいいのは、わかってはいるけれど…。
ダウンタウンの松本人志は、筋トレによって昔からは考えられないくらいマッチョなボディになっている。ここまでになるには、日々のたゆまぬ努力が必要だ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「筋トレをする習慣がある」と答えた人は、全体で15.3%。大半の人は、継続したトレーニングを行なっていないことが判明したのだ。
■細マッチョを目指して
性年代別では、20代から30代の若い男性で高い結果になっている。近年は中性的な男性が「イケメン」とされる流れがあり、筋肉質よりも細身の体のほうが需要もある気もするが…。
「女の子が求めるのは、ジャニーズみたいな『細マッチョ』じゃないの? 見た目がほっそりとしているけど、脱ぐときれいな筋肉があるみたいなやつ。アンガールズの田中みたいな体だと、やっぱり嫌がられる」(20代・男性)
きれいな体を目指すために、若い人たちは筋トレを日課にしているのだ。
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■中年層になると男性も怠け気味に
若い頃にはがんばって筋トレをしていた男性も、年をとるにつれてサボるようになってくる。体型の変化も気になりだす中年層こそ、継続したトレーニングをしたほうが健康的だと思うが…。
「好きなものをいっぱい食べて、年々、お腹が出るばかり。それでも放置するのは結婚して家庭もあるから、すっかりモテを意識しなくなったのが大きい」(30代・男性)
また、忙しいことを言い訳にしている人もいるが…。
「仕事が忙しいから、筋トレをする暇がない。ただ、社会的に成功をしている人たちこそ、ジムで鍛えている印象があるから言い訳だけどね」(40代・男性)
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■女性は筋トレに消極的
女性で筋トレをしている人は、全体的に少ない。「ムキムキになりたくない」との意見が多いが、女性がマッチョになるにはかなり過酷なトレーニングが必要だ。
「女性はよほどの負荷をかけない限り、吉田沙保里くらいの体にはならない。ほどよい筋肉をつけることで、代謝も良くなり痩せやすいのに」(30代・女性)
また年を重ねることにより、足腰が弱る。筋肉が弱くなるのも原因の一つだが、そこでいきなりハードな筋トレをするのも危険である。
「足腰が弱ってきたので、筋トレができない。でもこのまま放置するとさらに弱ってくるばかりだから、簡単なストレッチなどをするようにはしている」(50代・女性)
自分のペースで楽しみながら継続をするのが、トレーニングにはなによりも大切なことである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)