低所得者からお金持ちまで 給料日を楽しみにする理由とは
自分が働いた証が、貯金通帳に刻まれていく楽しみ。
労働者にとって月1回のお楽しみは、なんといっても給料日だろう。数日前から、カウントダウンを始めている人も多いはずだ。しらべぇ編集部では、全国20〜60代会社員・公務員の男女546名を対象に調査を実施。
「給料日が楽しみだ」と答えた人は、全体で69.8%。多くの人が、給料日を励みに働いている。
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■給料日前はカツカツ…
男性よりも女性のほうが、給料日を楽しみにしている人が多い。
使いすぎが原因で、給料日前は毎回ピンチを迎える女性もいる。
「結構買い物をするので、給料日前はかなり厳しい。給料日を心待ちにしながら、節約をする生活が続く。ただお金が入るとまた使ってしまうのが、いけないところなんだけど…」(20代・女性)
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■贅沢をしなくても生活費でギリギリ…
物欲が、あまりないのだろうか。お金でそれほど苦労をしない人は、給料日を意識していない。
「節約はしていないけど、あんまり無駄遣いをしないから貯金がそれなりにある。『お金が足りないから、給料日が待ち遠しい』って生き方をしたことがないので、そんな人は『計画性がない』としか思えない」(30代・男性)
そんな意見に、収入が少ない人の心からの訴えが。
「贅沢なんてまったくしていないけど、毎月、家賃と生活費でギリギリ。そこそこ給料のある友達から『ありえない』って説教されるけど、『収入差を考慮してくれよ』って思う」(20代・男性)
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■みんな給料日が待ち遠しい
年収別では、年収700万円から少し差が出る。収入に余裕があるので、「給料日までお金がない」なんてことはないのだろう。
とはいえ、どの層も高い割合になっていることから、収入差は関係なく、みんな給料日を楽しみにしているのだ。
「貯金通帳の数字が増えるのは、やっぱり気持ちいい。『自分が働いた証』を月1回くらいは、実感しないと」(40代・男性)
「あまり給料日前に危機を感じないので、そこまで待ち望んではいない。でも周囲も少しテンションが上がっているのがわかるし、お祭りみたいに一緒に乗っかっている感じ」(30代・女性)
あまりに給料日を意識するのは、お金に振り回されていると感じる人もいるかもしれない。しかし、それだけ重大イベントなのは確かである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代会社員・公務員の男女546名 (有効回答数)